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しるし2(詩集)

詩 にたい

作者: さゆみ


刺したのはパンジーじゃなくてビオラ

プチむらさきの視線

痛くも痒くもない

ただフラついてる

もともと浮いてる

目覚めた日から

地に足を着けなくて


占い師の言った通りなんてくだらない

当たらなくていい

良くも悪くもない

ただ幸福論聞いてる

もともと眠ってる

目覚めた日から

頭痛は走りだしてく


川面からぽつぽつ

あぶくがでてる

崩れた水にニジを描いて

鰡が動き出す

どこだってやってける


こんな雨降りのシケッタ時間並べて

ドミノ倒し失敗

止まってる錯覚

感情斬り裂いて

もともとはそうだった

目覚めた日から

青椒肉絲のみどり


無意識に苛めてる自己

無痛感を着飾って

無意味に脱ぎ捨てて

空が刹那低くなって

無価値が高くなる


触れ合えないことが神

触れ合えないことが悪

ふれあえないことが愛

ふれあえないことが詩


あたし魚になるのが夢

きみとツガイになるの





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