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船乗り達の噂

一悶着あったがBARスカイハイはソレなりに人気で

営業中……店主のゴンザレスが珍妙なコトを言い出す

までは平和だった………船乗り達の噂でこの艦には

幽霊が出る……気づくと乗客が増えてるそして……

探すと増えたハズの人間は見つからないという

よくある怪談噺であるそんな話し誰が信じる?

聞くと娘のマリーが信じる…と…つまり派手名の店主

「俺達に怪談を調べてこいと言うのか…店主よ……」

何か勘違いしたようだが俺達は小間使いじゃない……

ソレを分かった上でなら何と図太い神経だ恐怖薄かろ

自分で調べろ、そう思い遂には言ったが?頼む頼む

店のピンチだ娘の危機だ……!!と押しに押されて

今に至る、という話しどうしたモノか?そもそも論

オバケは夜で俺達は朝から夕方で夜は酒のみ販売する

会うハズが無いに等しいお話しなのだ夜に探すか?

草木も眠る丑三つ時?イヤまあ夜中の一時だが?

とにかく無理良い警備と歩く艦内各所怯えております

俺の相棒ジンロちゃん「おおっ!!鼠かよ鼠も

厨房の中なら怖いけどさぁ?オバケとかと

比べると可愛いモンだけど後で殺鼠団子撒いちゃる」

ロキは何故かワクワクしている?「オバケってどんな

見た目で強いんやろか?ワクワクするわぁ!!」

この三人と警備員で辺り狭しと探す探すと

「ひゅうーなんか今通った怖いって帰ろう?ねえ?」

俺はアンタの声が怖いが通った人影追うべきか?

「ヨシ俺が先頭で追うべきだ警備員さんライト頼む」

何だ声が聞こえるこの先か曲がり角をスイッと通ると

なんと少女の顔があった!?目も合った!!

心臓が持たないジンロちゃんの心臓が持たない!!

だがよく見るとこの腕人形?皮膚が貼られてあるが

生き物では無いコイツはまさか?「魔法生物?」

俺がそう言うと胸を押さえ悶えてたジンロちゃんが

ヒョイと覗き込み興味ありげに腕まで触る

「こんにちは私はこの艦のバックアップと強化の為の

魔法生物名強化用人型バックアップ生体コネクター

超大和ばーじょん250型です愛称ニコちゃんと

呼んでくださいお客様………迷子ですか?」

困惑した顔してたら迷子と間違われた………

「悪い人達かもよっ…!!」いらないコトを言うな…

「どうしよう戦闘は初めてで手加減出来ない……」

「ほらジンロがいらないコト言うから怖い子っ?!」

何でロキがツッコンだんだ俺の方がツッコミたい!!

「とりあえずキミはこの艦のメインの何か?なの?

キミを作った博士かパパはお姉さん達と一緒に探そうかなんて名前の人かな警備員さんもいるし

多分すぐ見つかるハズだけど聞けるかな?」

「パパ死んだ老衰で天寿真っ当した……今は艦長の

お世話してる……今寝てる…鬼の居ぬ間の…洗濯?」

艦長さんとこの子なの?明日出歩いてますよと

伝えるべきだろうか?とりあえず今日は………

「お部屋に帰ろうか?俺達で近くまで送るよ?」

機関室中央区域椅子があり背中からコネクターを

繋ぎ魔力充填をする彼女を見ると何かを思い出す

「私…あの子が…全自動掃除機に見えるんだけど?」

あっ!!ソレかあ!!皆んなの心が一つになった……

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