訳あって教師?!
一悶着あると思ったであろうだがまさかの無血開城
パスは手に入りジンロは魔法銃術教師として
そしてロキは魔動力武器学教師として編入する事
になった…ただカジノの大元が代わりとして
息子の教師になるようになったグリード・バカラ
食えない人で息子はグリード・ポーカー何故かコイツらトランプ繋がりの親子母親はフルハウスらしい
悪い賭けにならないと良いが母親は
後日スナック無面に来てくれその時ニコの編入方法が
分かるらしいあとは俺だったがギルマスが
とんでも無い役職を持ってきたソレは一見普通に
見える研究用引率魔導教師という役職だ普通に見える
だろうだがこの役職は生徒達と
同じ授業や研究中の授業を受けて無事行えるのか?
死の危険は無いか?悪い異変が起きないか?
などの確認用の外部講師つまり体のいいモルモット
である……だが他に人がいない…食事はタダ………
学院内で必要なモノは安く手に入るようにする……
そして極めつけのダメ押しに給料割高らしい?
こんな科調レベルの旨味ある話し有るか?
俺もしかして死ぬんじゃないか?大丈夫か?
そしてスナック無面でフルハウスさんを待つと
扉が鈍い鈴の音を鳴らし開き質素なロングドレスを
着た金髪の女性というより10代頃の少女らしい人だ
「マスターは貴方かしら?」また目は十代頃だが
嫌味でなく色気のある声だこの人が金箔スーツの
あのグリード・バカラの妻なのか?いやアイツ
上着の下裸でゴツイバックルつけてる男だぞ
こんな美少女風エルフさんと釣り合うか?
「お金だけの男では無いですのよ…ああ見えて
と言っては…変ですが…商才も強さもあるんですのよ
その証拠に私が捕まっていた悪質な奴隷商は
完全壊滅しそのボスはこの世にいません…褒められた
人では無いですが人思いで一途な人でしてね
誤解され慣れてるからあんな風にしてますがとても
冷たい手でカジノや街を裏側から守ってますのよ?」「 冷たいし毛深いだろうよ?」こくりと頷き
俺が出した酒を飲む……「エルフの里のお酒ですのね
懐かしい……美味しい…あの人にも飲ませてあげたい
凄く澄み切った妖精の水場ね………美味しい……」
妖精の水場エルフ達で澄んだ水や酒温泉などを
褒める時の表現法だ俺達もその表現すきだなぁ……
「本題の坊やはそちらの椅子に座っていたビダンを
何故か指す「そっちじゃなくあっちの美少年です」
「思っていたより幼い感じの子ね…息子が少し上……
かしら貴方のお名前は教えてくれるかしら?」
「僕ニコっていいますよろしく…お願いします……」
「ついでに私ビダンといいます」オマエはいいよ!!
「ビダンちゃんとニコちゃんね多分少し老け顔って
コトにすればビダンちゃんも私達の養子ってコトで
通ると思うは二人ともよろしくね…お母さんだと
思って頼ってくれて良いわ何とかするから…ね?」
「随分と可愛らしいマミーが出来ましたね主よ?」
「僕…お母さんには…あったコトないから嬉しい…」
そうかニコの時代では母親と会えないのか?俺も何か
凄く嬉しい感じがするな何か摘めるモノあったかな?
「スミマセン特売のミックスナッツしかなくて
いつもは料理できるんですが帰ったばかりでして」
「何かオススメの食べ方あります?」
ほう挑戦的じゃない…?「じゃっ簡単なの良ければ」
そう答え厨房に入り薄切りパンを二枚出して
片方にチョコクリームを塗り冷凍庫に入れて
フライパンで砂糖を溶かし焼き溶けて
少し薄くコゲたら半分をパンに塗りアイスを伸ばし
乗せてから冷凍庫に入れバナナを薄切り林檎も薄切り
桃も薄切り果物先に作った方が早かったな?
ソレをパリパリになった砂糖パンに乗せてから
アイスのパンを乗せて最後アイスのパンの上に
砂糖の焦がし液をナッツと混ぜて塗り短時間一分強程冷凍庫で冷まして完成また目も鮮やかな名前は
スイーツ(笑)の為のスイーツサンドはたして彼女に
出して良いモノなのか?スイーツ(笑)とは何だ?
「ヨシ程良く溶けたな…?さあ…出すか!!」
サンドをテーブルに運ぶとフルハウスさんが
ワクワクと待っている料理人じゃないが
マスター冥利に尽きるってもんだ………
「耳は切ってあるので硬くは無いかと思いますが
お気をつけてお食べくださいシェフ自信のふざけた
名前の品ですお楽しみくださいませ………」
手を汚れるのも気にせず手掴みでばくりと
口一杯に頬張る姿はリスのようで可愛らしい
美味しそうな表情でコチラも嬉しくなる
「おいひいでふわね……うん…うん」
「逃げないからゆっくり食べてください…チョコ増しもできるので問題無ければ言ってください?」
「このカロリーふぁ大問題でふよ……美味ひぃ……」
この人の息子ってどんな子なんだろう?まあ学院に
つけばどんな人か分かるよな……飲み物はアレだな
俺はコップにビダンのマイナスカロリーという
ダイエット美容ドリンクを多めに注いだのだった!!
「ああ…私の…マイナスカロリー……レモン味……」




