表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/216

魔王山本五郎左衛門

襖を開けようとした瞬間何か奇妙な感覚が有り手が止まる襖がピクリともしない「俺は何をされてる………」畳を踏む音がする何が襖の向こうに居る

「こっちのタイミングに合わせて貰う………誰だ…」

ギッギッと何が離れていくと襖が開くがバランスを崩し前のめりに入る「オマエ愉快だなぁ」何故か俺の前居る魔王はジンロの顔をしてる……俺が驚くと

「御所望の顔にしたが………」布を顔にかけグニグニと触ると………「俺だよな?」ギルマスの顔

さらに布を顔にかけ触るターバン「恐らく私かと……」グニグニ「主よ……」グニグニ「僕だよね」

グニグニ「にゃー」何を見せられてるんだ

布を腕ごと引っ掴む「普通にしろ……あんまり……

仲間ぁ…侮辱するなよ」布の上から腕を握り締める

「ちょっ待っ痛っ………」だが「オマエこそ私を… 

………侮辱するなよ布が膨らみこちらに迫る

「はぁっ!!」飛び込み避けると布が魔王を包み込む

グニグニと膨らんでいき猿の顔虎の腕狸の腹鳥の足 大蛇の尻尾の怪物、鵺になるだが雷を転がり避け腹をブン殴る「くらえ!!」鵺がこりゃ堪らんと外に逃げ込み窓を布が覆うグニグニと何か巨大なモノが

天守閣を掴み俺は階段を駆け上がる」

天守閣に上がると巨大な骨片が幾つか見える

「オレヲ侮辱スルナアアア」指から骨片が飛んでくるが散らばった巨大な骨片を盾にし避ける

「グオォオォオ当タラナイ…………足リナイィ」

「男のヒステリーはみっともないぜ………

スキル魔神化を使用だ」身体が紅く変色し闘気に包まれる「さらにスキル白兵特効」人間がたの敵へのダメージを格段に増やし被ダメージを格段に下げる

「トドメだスキルダメージ倍加でスキル魔法剣ついでに防御拳術の合わせ技ぁあ防御…!!魔法…!!剣術だぁっ!!」巨大剣いや大剣が髑髏を絶断する

ギルマス、ジンロ、ジョーカー三人が言う

「マジやばくね………」ビダンが親指を立て言う

「主が今日も主であぁる」主じやねぇ

俺は今焔勇気で「勇者だ……」

半壊した城から見下ろすと小さな布から黒い人型の

塊が這い出してくる瞬間が見えた近くに置いていた茶器引っ掴み階段を降りると壁の眼や耳が慌しく足掻く だが降りる殆ど慌てるのでこっちに居ると

言わんばかりだ「見つけたぜ」騒ぐそいつを蹴り飛ばし壁に弾かれたせれに茶器を被せる

ぴぃぴぃ五月蝿いそれに話しかける「王権選挙手伝ってくれるか………」茶器を揺すり転がすキーっと

叫ぶそれを揺さぶる「アっアっアァァ」まだ話せそうにねぇな?甲高い声がしてぶくぶくと膨らむソレの

そっと抱える…………「にゃあぁん……」

「おまえソレが本体か?」「にゃっハイ……」

しかし見事な黒猫だ………頭……撫でちゃう

ストップ動物虐待!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ