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名も無き物語

心じゃ無いなら眼力じゃないか?筋肉の動きや

構えで次の動きがバレているんだなら次はどうする?

「銃で雑に撃てば当たるかもしれない多分無意識

下の攻撃は避けれないハズ私に任せて」ジンロが

密やかに提案をして来る今は少しでも進展させなければ頼む当たってくれ!「そりゃあ!!」二丁拳銃で弾を敵の周辺にばら撒き予想通り当たりそこにニコが

ナイフを投げグラついた所をビダンが殴りかかり

ギルマスが背中から電子スタンボルトを叩き込

空中で止まった瞬間に防御拳術と加速大連撃を

打ち込み最後に背骨を蹴り上げる、多分今なら倒せる

「今なら倒せそうか?」「え?」一瞬驚いた隙に

試練の男神は繭のようなモノに包まれ攻撃が通らなくなる、何が起こっているんだ?この繭はいったい

「皆様今からバフをかけますので出来るだけ早く

その繭を破ってください面倒な事になりました

父の遺した祝福の力が我々には少しだけ有ります

私は他者に試練の男神は自分に能力を使います

十分に気を付けて対応してください」

俺達は硬い繭に一斉攻撃を仕掛けヒビが入る

近づくと中から短剣が飛び出て来て避けるこの繭

どうなってるんだコレ?繭を短剣が裂き異形の怪物が

出て来る身体は黒く鱗に覆われ手足が長く角が生えており双剣を構えてるが鱗が疎らで白い箇所が有り

急所だろうあの部分を攻撃し続ければ倒せる

次こそ倒す「行くぞみんな、時間を稼いでくれ!!」

だが、俺は思ったのだ倒さなくても何とか出来ると

祝福の父神の顔は何処かに有るそれを使えば

コイツを封じ蘇らせる事が出来る、頼む俺の手に

来てくれ、世界を助ける為なんだ!!手に力が

集まっていき仮面か現れる「コレで終わりだ!!」

攻撃を避け掻い潜り仮面を試練の男神の顔に

叩きつける、すると顔につけられた仮面から身体に

無数に線が出て動きが止まり断末魔をあげ、

もがき出す、頼む父神が勝ってくれ頼む他に

助ける方法が無いんだ勇者を逃してくれ、そして

怪物から人に戻り顔が変わっている間違い無い

祝福の父神だ俺達が見上げているとそれに気づき

「殺さないでくれてありがとう、コヤツは

時が来るまで私の中で封じておこう、君達が今代の

勇者か?それとも敵かも知れぬ者を助けに来たと?」

そう聞かれ俺は少し返答に迷いつつ

「いえ私はただのスナックのマスターです

副業で冒険者をしていまして案内中に逃げた彼を

呼び戻せと頼まれまして、当店にも案内して

無いですし良ければくつろいで全部忘れて欲しいです

何だか思い詰めてますからね、まあそれだけです」


「それだけか…変わっておるな、随分と私の生きた

時代と違うのぅ?まぁそれだけなら吐き出すから

連れてかいれオマエがいれば大丈夫だろう、しかし

冒険者が副業か中々面白い時代だ、気に入った」

父神の身体からズルっと勇者が吐き出される

ふぅ、やっと帰って来たヤンチャ小僧のお帰りだ

「ありがとうございました」俺は振り返らす

帝国に帰ったその後勇者逃亡は王の手違いとし

王と共に20年の封印刑に処され新しい王には

娘のフレイヤと息子オーデイウスが選んだ者が

なる事になった多分ターバンが王になるんだろう

他にも候補はいるが何とかなるだろう、そして

一夜明け俺達はスナック無面に集まっていた

理由はスナック宛に手紙が来たのだ内容は

「後日スナック無面に参る観測者七枝選考

とメアリー・スー3号よりと書いて有るが」

この世界を見てる作家らしき者がこの店に来る?!

どういうコトだ何かしたか?思い当たるトコしかない

どうする下手すりや店が潰れるぞ!これは

「どうすんだコレ…」とにかく店を開こう多分、

大丈夫だ!悪いコトはして無い、そうだそのハズだ!





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