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噂の宿

宿に着いた俺達は宿の持ち主の老婦人とメイド数人

に話しを聞き宿に泊まりその部屋を調査するコトに

なった老婦人は近くの家に住んでいるらしく

棲みついたモノをふんじばっておく縄とおしゃぶり

牛乳瓶を受け取って調査を始めたまずは

ラップ音の正体を見るべく寝たふりをしていると

何か前で寝てるニコの足下でキィギィっと音がして

脇から引っ掴むとケケケケと無く青白く目の光る

子供がいる、この金太郎のなり損ないみたいなのは

家鳴りか?木を縮め軋ませたりベットをガタガタと揺らして驚かす妖怪まさかこんな所で見るとはな、

ふんじばって廊下だ、次次俺が寝たふりをしていると

何かがそっと布団に入ってくるだが悪意が無い

ソレどころか懐かしいような暖かい雰囲気ジンロ?

だが憶えが無い何だ何がいるんだ?そう思っていると

フニャーフニャーと鳴き声とビダンの声がする

「この子が主の背中にくっついていたようです」

剥がされたソレを見ると、けむくじゃらで

小人の頭に猫の体尻尾と口は兎という奇妙な

存在確かソイネとかいうそのままの妖怪だ

一度添い寝されると何度も現れされてるうちは

家族や親しい人だと思うらしい何か恥ずかしいな

おしゃぶりを咥えさせふんじばって廊下にポイ

次は何だ厄介系か?全部だけどさ?困るよまったく

次はどうやらニコがうなされていたが自分で倒した

ようだ、それはサキュバスだった親族に化けて

懐に潜り込んだがニコは母親の顔を知らない為

すぐに疑われ退治されたようだお互いに可哀想だな

どことなくドルアドラーに似てたので外に逃がした

多分帰っては来ない次次さぁ何が来る布団に横に

なると枕がずっ…ずっ…と動くので枕元を引っ掴むとキョキョキョッと鳴き声が聞こえる見るの嫌だな

歯並びの悪い口薄い刈り上げ髪緑色の肌布オムツ

ボロボロの足まあコレは枕返しだろうふんじばって

廊下にポイだかなり減ったハズだそろそろだろう

しかし変な妖怪ばかり出るな見た目のいいやつで頼む

まぁサキュバスぐらいだったな見た目が良いのは

ブスとキモカワ系ばかりだ次は普通で頼むぞ

「起きてください私はこの地の妖怪に封じられてた

女神です皆さんに力を授けるべく待ってました

今日封印が解かれたのも何かの縁伝説の聖剣を

授けましょうさぁ何でて暴走した魔物や魔族達を

止めるのですこの封印剣ウゴキトマールを使い

倒すのです勇者よ今こそ剣を取るのです!」

え!?何か凄いの出た本物?胡散臭いどうしよう

こんな時に二人は寝てるしどうしようか?

「胡散臭いんで拒否出来ます?何か怖いしさ」

少し考えてウロウロと歩いている何だどうしたんだ

「拒否権はちょっと用意して無いですね、すみません

が勇者になって魔王領の平和を取り戻し

こう……英雄ルートで行ってもらえると助かります」

あ!どっちでも押し付けられるやつね?たまに有る

そういう気まずい感じの聖剣とかでも切ると

動きがピタリと止まる剣そのまんまだけど使える

他のヤバイプレイヤーに渡るよりマシかヨシ貰おう

「じゃあ頂いてよろしいですかね?短めで忍刀って

やつですね室内やダンジョンで真価を発揮する剣

こりゃ良いスパッと切ってふんじばってしまえば

殺さず捕まえれる他に何か聞いとくコトとか

受け取るモノありますかね?凄く助かります」

「捕獲用の道具は道具屋で売ってますソレでは

さようなら、ちゃんと聞いてくれてありがとう」

滅茶苦茶良い人だったな女神様しかしコレで最後か

明日にでも老夫婦に知らせよう今日はもう寝よう……

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