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異世界でのっぺらぼうになったおっさんの話  作者: 七枝選考
第十三章テーマパーク編
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棲まう悪意

最後の敵デモンバルドを倒すべくユウ・ギジョー

と合流し、魔王城地下通路階段からテーマパークの

地下に降りていく、地下には何が有るのか不謹慎だが少しワクワクしている、長い階段を降りて

さぁどう出る、ってただの壁と分厚い鉄板の床だけ

え?!ほぼ一直線だ最後に大扉が有るだけで、

迷路とか仕掛けとか無し?ストンと一直線で途中に

壁とか有るけど壁の近くに待ち伏せも無し

あ!宝箱は有るのか、こりゃ親切だなぁ………

じゃねぇ!!えっ!本当に何も無いの?着いちゃう

俺達苦も無く、ボス部屋に着いちゃうよ?

「ご安心くださいデモンバルドの部屋は元々は

私の住むハズだった部屋でハズレ物件です

だから敵も仕掛けも魔物も仲間も何も無いのです

上司にも部下にも舐められた奴にはお似合いの部屋

ずっと閉じこもっていれば良いものを時折外に出て

貴重な新人やクルー達に嫌がらせ紛いのコトをする

本当にアホな上司なんですよしかも本社は動かないしどうすべきだか?まあ倒すべきでしょう

いつやるかもう過ぎてるでしょ!!だから殺ります」

なんだか色々あったみたいだな?俺達も

ここらで気合い入れて倒しに行かないとな!

扉を開けるとデモンバルドがタオル一丁で

アイスを齧っている頼むからちゃんとしてくれ

「私は後ろでスタンバっているので能力を使わせて

くださいその瞬間に私のアレを使います

アレをアレするのでアレさせてください!!

大丈夫私を信じてください必ず倒せますので!!」

「理解力に期待しすぎる上司か!!アレじゃあ、

今のところスキルを使わせろ以外分から無い!!」

「充分です頼みますよ!」とにかくスキルを使わせる

だけで良いんだな?そんなコトでコイツが倒せる?

どういう仕組みになっているんだ?

「ビダン防御頼むニコとジンロは隙を見て攻撃を

頼む俺もスキル防御拳術で敵の隙を作る

ユウ・ギジョーはスタンバって待て必ず使わせる」

ビダンの盾を抜けずデモンバルドはイラついてる

ジンロとニコの攻撃も効いてるそろそろか?

手を踏み台に頭に踵落としを入れると

「敵に不足はないようだな?」酒を出してガブガブと

飲み出すコレがヤツのスキルステータスの見えない

俺でもかなり上がったのが分かるココからどうする?

ユウ・ギジョーには何か策があるようだが

「キタキタキタキター墓穴掘ったぜ欲上昇水渇の陣

毒酒で死ね死ね三顧の礼、喉がカラカラのパサパサに

渇いてきただろう!!オマエはスキルに頼り過ぎた

下水を飲むか毒酒を限界以上に飲むかそれだけだ!」

確かに以上な程毒酒を飲んでいる強くなるといっても

限界が有り毒にも安全な量そうで無い量が

あるハズだこのままいけばかなり弱らせることが

できる頼む限界を超えてくれ毒で弱ってくれ頼む!!

ドズンと音を立て倒れるデモンバルドそして

寝ゲロで彼は帰らぬ人になった

「「えええええええ!!?」」ボスが酒で自滅した

嘘だろソレなりに地位のあるハズの悪魔が

寝ゲロで窒息して死んだ、コレから酒飲むの怖いな…

いやあ良い反面教師だよデモンバルドこうなるとは、

なんか罪悪感有るけど自業自得な気もするし、

コレでテーマパークに棲みついた悪魔は全員倒した、

コレで平和になって普通に稼働するハズだ



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