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異世界でのっぺらぼうになったおっさんの話  作者: 七枝選考
第十三章テーマパーク編
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魔物使い

ユウ・ギジョーの話では魔界からコチラに来た際に

招かれざる客が紛れてついて来たと言う話で

ユウ・ギジョー胡散臭いヤツだが人間に危害を加える

ようなコトはしない、だから信じて招かれざる客

とやらを探し出し捕まえるコトになった、

園内に隠れ棲み人間に危害を加える悪魔達を

出来るだけ客を巻き込まず捕まえ魔界に帰す何とも

厄介なコトになったもんだ始めの悪魔は

魔物使い怠惰のドルアドラー補助魔法とテイム

鞭術で戦う両性具有の悪魔……か、魔物次第で厄介な敵になる、気をつけて行かないとな?場所はゴーストハウスねぇ?建物が崩れ無いと良いが、

「このボロさで歩くタイプかよ!でもまあどうせなら

自分の足で進みたいよな?コレの中腹辺りで

事件が多発してるようだなみんないけるか?」

「私こういう系無理だわ……みんなで行ける?」

ジンロは幽霊が苦手なのか?意外だなでも着いて

来てもらわないと困るからな?どうする

「途中まで目ぇ瞑ってなさい、後のみんなで引っ張るから手だけ離すなよ?危険だからな」

ニコとビダンに任せて進むコトにした、視界が悪い

途中コンニャクが飛んで来たが避けて進んだ

冷却スプレーの罠もあったが皆特に反応せず通り過ぎ

遂に中腹に着くと壁に擬態してたバシリスク達が

集まって来る厄介な敵だ……が場所が悪かった

この中腹には雷が落ちる演出で強い光が発生する

そしてバシリスクは目から目視不可の光線で

相手を石にする代わりに、光にとても弱いジャングルや鉱山に棲むのもそのせいだ、皆目を回して暴れてる

うちに袋を被せ無力化する、何だったんだ?

ソレにしても雄しかいない、どういうコトだ?

そう思っていると部屋の隅カーテンから尻が出てる

え?!まさか隠れてるつもりか?ジンロがこれまでの

恨みとばかりに尻を張っ叩くとカーテンから

小柄なサキュバスが現れるボンテージに角に黒い羽根

いかにもという感じだこの子がドルアドラーとかいう

棲みついた悪魔だな?しかしどうしたモノか?

「ここに棲むとお客さんの迷惑になるけど何処か

他に住むところ有るかな?無いならちょっと長話に

なるけど、良いかな?まぁ悪いコトしてるから

ここには住めなくなるのは当然なんだけど、

働く気があるなら仕事して何処かに住む為に

おじさん達がちょっとだけ手伝うけど……どう?」

コクコクと頷き話し出す「すいません雇ってくれる所

が無くて自暴自棄になりました、雇っていただけるなら、少し頑張れますです……お仕事何でしょうか?」

少し考えて労働が少なくサキュバス向きの仕事

というとアレだな?始まりの街にあったハズだ

「小霊の宿っていう店があって、業務内容は

表では安眠補助の名目で客に望みの夢を見せて、

サキュバス達や妖精や魔物が夢の一部や

生気を少しづつ頂くっていう仕事なんだけど

きみなら店の看板になれるよ、やってみない?」

ドルアドラーは少し考え気になる点があるようだ

「あの…住む場所はそこでいいんでしょうか?

お金がないので、住む場所が無くて

ずっと店にいるわけにはいかないので、

どうしましょうか?お給料も分からないし」

なるほどじゃあ住む場所が有れば良いのか?

「給料は確か大体金貨二十枚だなソレと食事が昼と夜

出るな朝は無いから耐えるか近所の安売りパンを 

食うかだけどなんなら初給料日までスナック無面

に食べに来なさい適当な量なら奢ってやる………

もう二度と悪さしないならな!頼んだぞ?」

なんとか新しい住処も与えドルアドラーは

テーマパークから追い払ったちゃんと働けよ!

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