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異世界でのっぺらぼうになったおっさんの話  作者: 七枝選考
第十二章バビロン終盤編
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サヨナラ学院

長いようで短かったが一足先に学院から卒業する

俺達、ロキやジンロのクラスでは引き止められた

らしい、正直羨ましいうちのクラスは何故か

クビになったのかと心配された、俺はそんなに

ポンコツに見えるのか?しかしアリスはコレから

どうするのかと考えてると何と俺達について

始まりの街近郊の村つまり俺の故郷まで行くらしい

何故何も無くなった村まで行くのかと聞いてみると


「調べたら私先生の親戚なんでお墓まいりです!」


そういえ俺の母もリリン・コキュートスとか

何か厨二っぽい名前だったな、親父はカインだったな

何だか変な感じだ自分を他人に預けた人を思い出して

懐かしく思うなんて…でも家族は切れないよな?

コレも一つの縁なんだろうか?大事にしないとな?

俺が帰りの飛行船に乗ろうとしてると


「先生ぇサヨウナラああ!!」


何だよお前たち

ベタなことしてくれるな!たく…さぁ!


「あんがとな!!オマエ達またいつか会おうな!!」


振り向き大きく手を振り船に乗るまたいつか

会えるように願い展望台から学院を見下ろし

良くみると学院の窓からジンロやロキのクラスの子達が手を振っている二人とも隣で涙を堪えてる

みんな得るモノがあったようだ良い学院だったな?

龍の巣を見ると新しい雛が産まれているどうやら

バハムートはこの世界で生きる最期の数ヶ月を 

始めたようだ俺達が龍をテイムした結果数ヶ月の

猶予が生まれたもしかしたらあのバハムートは

コチラの世界に残るかもしれないなら後は学院の

みんなしだいだきっと近い未来バハムートは

地上にも少なからず存在する種になる

学院を守ってくれよ?そう願い長いようで短い

学院での日々を終える、色々あったし

まだ色々やり残したコトは有るただ俺は信じよう

俺は短い間だがアイツらの先生だったんだから

この時俺はまさかアイツらが旅行で街に来るとは

思ってもみなかったのであった

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