表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

けむい

 車の窓から煙は出ていく

 どこに行くのかは誰にも分からない


 世間では受動喫煙がどうとか言われているが、私は総じて大したことないと思っている

 だって、私の母親も父親もタバコを吸っていたから

 部屋の壁は黄色いのが普通だと思っていたし、車でタバコを吸うときに窓をほんの少ししか開けていなかった。だが私は何ともない


 わずかに開いた窓の隙間から、煙は出ていく

 だがほとんどは車内に滞在し、私の眼前を舞っていた。変な匂いもした


 だから私は母親から「けむい」という言葉を教わったのだ


 成人してしばらく経ち、私は煙を吐いている

 私は立ち上る煙を見て、考えた

 煙は一体どこに向かっているのかを




























 〜追記〜

 文字数がちゃんと二百文字を超えたぜ! だからこのあとがきは書く必要がないんだけどなんとなく書いとくやで! 最近知った言葉なんだけど、夕方と夜の間らへんの微妙に暗い時間あるやん。あの空の色は「暝色」っていうらしいで。あれ綺麗やで。終わり!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ