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ラストスマイル〜辛い過去持ち天才少女は幸せになる〜  作者: サクラヅキ
二部 学園生活は大忙し
9/18

使い魔召喚

「えっと〜☆召喚の最高位は人型。次が……あ、獣で、生き物……カエルとか、魚。一番下は虫かなぁ……?」


 虫引きたいな……あ、でも気持ち悪いのは嫌だから蝶くらいで……

 そんなことを考えていると「おおっ〜」と声があがる。一人目おわったのかな?


「あっ☆ファイアフォックスね!いよいよ〜評価A!」

「いぇいっ!」


 あぁ、殴る、蹴るの女の子か……


 ◇◇◇


 それから続々と続いていき、ナンパのハーリャイル?はダークバードで「かっこいいやろ!」と自慢して回ってた。厨ニっぽいよ。そして、シルブィエースは流石次席で、ムーンウルフ。獣の中でもトップクラスで良いのらしく、評価はZ。次は……私か……


(視線と期待が痛い……)


 前の人がいいのを引いた&首席となると当たり前か……さっさと引いて終わろ。


「〚テキテデ〛……」


 シィーン……


 ……あれ?魔力は多かったはずだけど……なんで出ないの?


「あっと……失敗もあるよ!気にしない気にしな……」

「い"っ……!」


 いきなり手に焼かれるような痛みを感じ、手をギュッと握る。冷や汗が出る。クラクラする。吐き気がする。ツラい。痛い。怖い……っ


『我等を呼んだのはお主か。人間』

「えっ……?」


 ボフッ


「「「「「!?!?」」」」」


 出てきたのは人型。しかも四人。そして……


「イッ……イケメン&美女……っ☆」


 黒髪赤目の少し長めの髪のイケメン、茶髪ロングの蒼眼美少女に、灰色の髪、白眼の美少年。最後はボブヘアの金髪黒眼のロリと来た。


「きゃーっ!君がアタシたちの主ちゃん?かっわいー!」

「え…あ…は…?」

「ふつつかものですが宜しくお願い致します!」

「ガキじゃねぇか!ガ・キ!!」


 私の思考が止まってるにも関わらず、罵声をあびせられたりなんやり……


「ひ、人型が4体……評価Ωね……☆」

「えっ……」


 目立たないんじゃなかったの??


 ◇◇◇


「……あの…」

「なーぁに?主ちゃん!」

「少し離れていただけるとありがたいのですが……」


 4体の人のうち、2体……蒼眼と黒眼がピッタリくっつき離れない。……目立つからやめてほしいんだけど……


「主様に安全でいていただくのがわたくし達の努め!離れるわけには行かないのです!」


 残り2体はくっつきやしないけど警戒の目で私の近くに立っている。


「いや…少し……動きづらいんです…」

「だってさ。獣化すればいいじゃんアホ青龍」

「なに?鈍感白虎に言われること何もないけど?」


 青龍…白虎……もしかして…この4体、日本の方位の守り神的な人達だったりする…?

 黒髪赤目が朱雀。茶髪蒼眼が青龍。灰髪白眼が白虎。金髪黒眼が玄武……なるほどなるほど…


「私獣化します!」


ポンッと煙を出し、出てきてのは黒蛇……玄武だ。


(爬虫類……)


我慢しよう。玄武が獣化したことでどんどん獣化していき、青龍は龍。朱雀が鳥。白虎が猫(多分虎だろうけど猫に見えるから)っぽくなった。みんな肩に乗るくらいのサイズだからありがたい。


「あ、あの……ハルルン…」

『我が主に何用だ?』

「ヒィィ!!」

「朱雀。クラスメイトが話しかけてくるのに理由などありません。ましてやハーリャイルなど……」

「ちょっと失礼くない?……その4体さ…すごいよね〜まっ、僕のダークバードもかっこいいけどね〜」

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