表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星乃純は死んで消えたい  作者: 冷泉 伽夜
二年目
99/139

ファンレター 一枚目


 拝啓 星乃純様




 イノセンスギフト、お休みされるそうですね。


 てっきり辞めるものだとばかり思っていました。


 だって、そうじゃないですか。


 デビューの時からずっと、グループになじめているようには見えませんでしたし、見ていて苦しいのがこれでもかと伝わってきてたんですから。てっきり辞めたくてしょうがないのかとばかり思っていたんです。


 あんなことが起こって、みんなから叩かれて、炎上して、メンバーに迷惑かけてるなんてさんざんに言われて、もう、辞めたほうがいいでしょ。グループにいたって、お互いにメリットなんてないと思います。


 事務所もどうして星乃純に戻らせる余地を残すんでしょうか。こんな状況になって休んだくらいなら、もう、戻らないほうがいいんです。


 それがあなたの、幸せでもあるんじゃないんですか?


 ――二枚目に続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ