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星乃純は死んで消えたい  作者: 冷泉 伽夜
一年目
43/151

ある人からの手紙 一枚目


 純へ。


 メールでもよかったんだけど、きっと、連絡先を消してると思ったから。


 一方的で悪いけど、どうしても自分の気持ちを伝えたくて、手紙を書いてみた。


 こんなことはじめてだから、変なところがあるかもしれない。俺は純みたいに、頭がいいわけじゃないからさ。


 おまえがいなくなってから、いろいろ考えてみたんだ。これまでのこととか、これからのこと。


 今なら、わかる。誰よりも、俺が一番に、純を助けてあげられたはずなんだってこと。いつだって、純の気持ちに寄り添うことができたんだってこと。


 俺は俺なりに、寄り添ってるつもりだったんだ。純のこと、励ましてるつもりだった。大事な友達だからこそ、プライベートを理解してやろうと思って。


 でも、きっと俺は間違えたんだよな。


 純が何を考えていたのか、どうして苦しんでいたのか、もっとちゃんと、考えればよかった。あんなことになるくらいなら、おまえの気のすむまで一緒にいてあげたらよかった。おまえの気のすむまで、話を聞いてやればよかったんだ。一緒になって解決することも、一緒に、乗り越えることもできたはずだから。



 ――二枚目に続く。

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