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蜃気楼の岬から  作者: ピンギーノ
一・二章 緋色の盗賊(上)
11/95

⭐︎⭐︎⭐︎これさえ読めば全部わかる! これまでの蜃気楼の岬から(1話〜9話編)⭐︎⭐︎⭐︎

作者です。

唐突ですが、"前回までのあらすじ"を書こうと思い至りました。


「しゃしゃり出るな、鬱陶しい」と思われるかもしれませんが、理由は二つあります。




一つ目は、日頃読んで下さっている読者さまの振り返りの場を作りたいと思ったからです。「物語を読み進める上で話の流れを再確認したいが、再び読むのは面倒だ」

そんな時に活用してほしいです。


二つ目は、少しせっかちな新規の読者さま向けです。「なんとなく興味あるから、物語の内容を手っ取り早く知りたい」「最新話に追いつきたいけど、沢山ある話数を読むのは面倒だ」

そんな方々には、是非ともこれに目を通してほしいです。




上記の理由から、作者から見て物語のキリが良い9〜10話の部分にこのようなコーナーを設けました。


新規の皆さまにおかれましては、これを読んで拙作に興味を持っていただけたら嬉しいです。


読者の皆さまにおかれましては、これを利用して振り返り、より簡単に物語への理解を深めていただけたら幸いです。

【01話】

 俺はウィル。人付き合いが苦手な高校生である俺は、ひょんなことから幼馴染の同級生の少年"ニケ"と共に下校することになった。

 下校途中に不気味な視線を感じて振り向くも、そこには同級生の少女"ミサ"が立っていた。彼女とは中等部からの付き合いだから、俺も気兼ねなく話せるんだ。

 だが、そこで気づいてしまう。視線の正体が、校門前に突如姿を現した異形のものであったことに。



【02話】

 異形によって意識を奪われ目が覚めたら、そこは木々に囲まれた遺跡だった。目の前には金髪の美少女が寝息を立てている。

 ......あれは正直凄くビビった。目が覚めたら、側に見知らぬ女の子。こんな状況、驚かない方がおかしい。言っておくが、俺はビビりじゃないからな。

 暫くして少女は目を覚まし、俺に向けて言い放つ。

 「あの! 私たち、何処かで会ったことありませんか?」



【03話】

 同じく遺跡に飛ばされ、周囲を見回っていたらしきニケ、ミサと再会し、一安心。四人での束の間の語らいの中、俺たちは金髪の少女の名を知り、また彼女の少しポンコツな言動によって落ち着きを取り戻していった。

 少女の名は、"ナズナ"。

 だが、それから間もなくして俺は再び意識を失った。

 ナズナの必死の呼びかけで目が覚めるも、そこは草むらの上。目の前では肉食獣が口を開けていたんだ。



【04話〜05話】

 ナズナの魔法と俺の策......いや、あれは策というよりも賭けだったな。ともかく、それによって俺たちは獣の群れをどうにか切り抜けたんだ。その後ひたすら平野を歩いた矢先に集落を見つけるも、俺たちはそこの住人に身体を縄で縛られ、集落の長と思わしき老婆の元へと通される。

 老婆......性格の悪いばあさんの不思議な術より、ニケ、俺、ミサと続いて強制的に眠らされてしまった。本当に訳がわからなかった。


【07話〜08話】

 目が覚めたら、そこは集落の家屋。俺たちは処罰を与えられたのではなく、命を救われたことを知る。ばあさん曰く、三人はこの世界を漂う魔素を吸い込んだことによって拒絶反応を起こし、死に至る寸前だった......らしい。着くのが三十分でも遅かったら、命が危うかったとのこと。

 そういう事をサラッと言わないでほしい。あの後、ばあさんの話は暫く耳に入って来なかった。ここだけの話だけど。


【09話】

 はっきりと理解した。俺たちは別の世界から飛ばされて来たんだ。元の世界への具体的な帰還方法は不明だが、それを握る鍵が大陸東端の島にあるという。

 それは、海の上を漂うらしき不思議な島。俺たち三人はそこへと至るべく、ポンコツ魔法使いのナズナと共に旅立ちを決意するのであった。






 ーーだが、一行は知らない。あまり遠くない未来、本当の悪夢が襲い来ることを。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 〜用語説明です〜


 魔素 : 世界に漂う不思議な物質。


 オド : MPのようなもの。


 魔力 : 力や魔法攻撃力、守備力等を総括したステータスのようなもの。


 ・魔法発動のための手順

 陣や詠唱、儀式→ 意志を込める → 魔法発動





※このコーナーは試験的なものです。指摘された点があれば修正し、不評でしたら速攻取り消します。遠慮なくお伝えください。


※作者のモチベや時間的余裕に依存しますが、今後も物語のキリの良いところでこのようなコーナーを設けたいと思っております。

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