第95話:ダンジョンに行く
誤字脱字報告ありがとうございます!!
side:???
「…良かったのか?」
車椅子に座る菊池が怪訝そうに尋ねる。まぁ、菊池の気持ちも分からなくは無いが今はそれしか方法がない。それに、何も手伝わないのも怪しまれるしな。
「大丈夫だ。問題はねぇ」
「そうか、リーダーが問題ないと言うのなら何も言わん」
本来なら訊きたいことだったろう、それでも俺が問題ないと言えばそれに従って頷く。よく信頼されているものだな。と心の中で思いつつ口を開いた。
「ありがとな」
それを機に俺達は歩き出し佐賀がいる場所へと向かった、やるべきことをするために。
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side:智洋
ハイ。という事で来ました久々の冒険者ギルド。え、何しに来たかって?そりゃあ、Bランクに上がるために依頼を受けに来たんだよ。あの後、相談をし合ってまず最初は俺のランク上げを優先してBランクに上がったら紙に書かれている場所に連絡。アポを取ってその人の所にすぐ向かう。
こんな感じに纏まったから俺は今ここ、冒険者ギルドにいる。いやー久々だよほんとに、大会前に行ったきりだから少し緊張するな。
ドキドキ鼓動を打ちながらドアの前に立ち、ドアがゆっくりと開く。ほんっと名前だけはファンタジーだよな。自動ドアて…。なんか毎回ツッコンでるきがする。
って、早く行こ。そう思い、歩みを再開してガヤガヤして騒がしいギルド内を飄々たる姿勢で目的の場所に向かう。あ、ちなみに気配隠蔽使ってるから俺の存在は誰も分からない。一部を除いて。だって使わないとまためんどくさい事になりそうだし…。
そんなこんなで受付に着き、気配隠蔽を解く。
「ひぇっ!?い、いつの間に?!」
最もらしい反応である。何も無いところいきなり人が現れればそりゃ取り乱すわな。
「すんません…気配を消さないとちょっと…うるさいので…」
俺の事をまじまじと見つめ、何かを察したように頷いて確かに…と呟く。何が確かになのか分からんけど、とにかく納得してくれたようだ。
「ごほん、では。冒険者ギルドにようこそ!今日はどのようなご用事でしょうか?」
切り替えが早い、さすがプロだ。俺もプロ?として見習わないと。 直ぐに俺も切り替えて本題に入った。
「Bランクの依頼あります?」
「Bランクの依頼、ですか?」
首を傾げ、きょとんとする。
「はい。実は先日の大会で優勝して、それで今準Bランクなので正規のBランクになるために受けに来たんです」
「あ!!通りで見たことあるな〜って思ってましたけど、あなたが!分かりました!少々お待ちを!」
そう言って奥へと駆けて走り出した。慌ただしい子だな〜って眺めながら待つこと数分。数十枚規模の紙を両手に抱えている受付嬢が息を切らしながら此方に来る。
「私の目利きになりますけど、比較的簡単なものを選びました!」
机に紙を置いてそれぞれ見やすい様に配置し、それを手に取りうーんと唸りながら見つめる。
(上位影狼に海龍…金色粘性水生物の殲滅…色々あるな)
目を凝らして目の前にある依頼書を見つめ、その中である魔物の討伐依頼が書かれた依頼書が目に入った。まるで引い合う様に俺はそれを手に取り笑みを浮かべ、これにすると受付嬢に進言した。
「承りました!合成獣の討伐ですね!受理致します!」
満面の笑みとはまさにこれ。くそ眩しい、ってそうじゃない、え…ギルドカードは提出しなくていいのかな?
「…あ、ギルドカードのご提出をお願いします…」
ドジっ子だなぁ〜と微笑ましく思いつつギルドカードを提出し、その場を後にした(気配隠蔽を使って)。
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ハイ、という訳で、来ました。東京の〜ダンジョン!
何故かフフンってドヤ顔でダンジョンの前を見上げている俺だが気にしたら負けだ。今回は東京の千代田区にある神田明神ダンジョン20階層に出現した合成獣の発見次第討伐という趣旨の内容だった。このダンジョンは難易度で言うとC級、しかも20階層という序盤でBランク中位レベルの実力を誇る合成獣が現れたのだ。
これは異常らしく、下手すればスタンピートに発展する可能性がある。まぁ…上の階層でこんなのが現われりゃ誰だって思うわな。
そんなこんなで俺はダンジョンに足を踏み入れた。
「え!?貴方ダンジョンに入られるんですか!?」
(もうそろこの恒例行事やめてくんねーかな)
次回は戦闘回ですね。
日常会話シリーズを友達に言った時の会話
僕「こういうシリーズ勝手に作ったんだけど、どう?」
友「…いいんじゃない?つまらんけど」
僕「息抜きにはなるでしょ。作者の考えですけど」
友「にしてもお前との会話を誰かに見られるんか。下手な事言えない」
僕「下手な事言えばわかるよな?」
友「お前も下手なこと言えばわかるよな?」
僕「……」
友「……」
僕「…ここは一つ?仲良くしましょか」
友「そだな」
最近変な会話しかしてなくて……。




