第8話:Sランクパーティー「蒼牙」
ここからテンポよく進めていきます!
カミングアウトをしてから二日経ち、俺は今冒険者ギルドの前に立っている。
何があったかと言うと二日前──
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:二日前
「今日からお前も晴れて蒼牙の一員だ。と、言っても正式じゃないから仮になるけどな」
「仮…??じゃあ、正式になるには?」
「ここが少し難しい所なんだが…正式になるには冒険者ギルドに申請する必要がある。ただ、条件を満たさないと無理だな」
「条件…」
「条件は一つ。Aランクになること、ただそれだけだ何も難しい事じゃない」
「えーと、一応聞くけど…俺の考えがあってたらそれって上から二番目のランク…?」
「惜しい!上から四番目です!ランクは一番下からE→D→C→B→A→AA→S→SSの八段階なんです!」
「一般的な最高ランクはCと言われてるっすね。C以上はもはや才能の領域って同業者の間では囁かれてるっす」
「そうだなぁ…ま、嬢ちゃんならA所かSSになれるんじゃねぇか?あっちでは最高ランクだったんだろ?」
「うん。てか、俺が元男でも嬢ちゃんって言ってくれるんだな」
「今は嬢ちゃんだしな」
「それより話を戻すぞ、俺達蒼牙はSランクに位置付けされるパーティーだ。だからAランクになる必要がある。善は急げだ、二日後に冒険者ギルドに寄ってライセンスを取ってこい」
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って、感じで今に至る。
リーダーさん達はこの前の依頼があるため来れないらしいから俺一人て行く羽目になったんだよね…俺が原因なんだけど。
心の中で申し訳ないと謝っておいて…目の前の建物を見る。
(ここが冒険者ギルドか…)
名前はファンタジーなくせに外観は全然ファンタジーじゃない。高層ビルだよ、そこはさ〜外観もファンタジーにしてくれないと。
そんなことを思いながら、ギルドに足を踏み入れる。
(絶対冒険者になってやる)
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中は結構広く綺麗な感じだ、ホテルのエントランスに近い構造をしてる。それもそうだが人も多い…見た感じ三十人ぐらい居る。
周りを見渡し、受け付けカウンターを探していると…なんだかめっちゃ視線を感じる。その中には嫌な視線も…
(見られるってこんな感じなのな…)
なんとも言えない不快感が襲って鳥肌が立つ…気持ち悪い早くこの場から逃げたい。
急ぎ足でカウンターに向かおうとしていると…来たよ。ほんと日本にもいるんだなこういう輩って…
「おいおい、ギルドに何しに来たんだ?へへっよ〜く見たらいい体してんなぁ?それに…上玉じゃねぇかぁ…こんな物騒なとこに居たら危ねぇぜ?俺が守ってやるよ」
キモ…まじきもいんだけど、生理的に無理だわこの人。てか何こいつ?性欲とか隠す気ねぇだろビンビンじゃん…まじきめぇ
「えぇっ〜と…ごめんなさい。お─私は用がありますので」
キレる所を我慢し、穏やかに終わらせ男の横を通ろうとしたその時…
「釣れねぇこと言うなよなぁ?俺が守ってやるからよ!」
肩を無理やり掴んできて、流石の俺も我慢の限界…知らねぇぞクソ野郎。
「勝手に触れんじゃねぇよテンプレ野郎」
男の手を払い除け、思いっきり腹を蹴飛ばした。
「がぁはっ!?」
男は勢いよく飛んでいき壁に鈍い音を立てながら激突した。
「二度と顔を見せないでね?」
座り込む男に吐き捨てるように言葉を発し、何事も無かったようにカウンターに行く。
「おい…まじかよあの女…すげぇぞ」
「あの巨体を蹴り一つでやるとか…飛んだ化け物だな」
「可愛い見た目に反して恐ろし…」
なんか聞こえるけど、聞こえないふりしてカウンターの列に並んだ。心做しか前の人たちが俺をビビってるように思うんだけど…大丈夫だよな?
(´з`).。oO




