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第52話:禁忌の実

(*´・ω・`)=3

side:???


突如として闘技場が闇に包まれ、会場が騒がしくなった。


「緊急事態だ。お前ら!何時でも行けるよう戦闘態勢に入れ!」


「「「りょうかい!」」」


各々が戦闘態勢に入ったのを確認し、いざ部屋から出ようとしたその時だった。


「…この結界…どこか見覚えがあるな…チッめんどくせぇな、解除しねぇと出れねぇ」


「リーダー…これって…」


峰屋が何かを伝えようとしたその時…


「お初目にかかるよ、蒼牙の皆さん。元気かな?」


背後に見知らぬ男の声が聞こえてきた。


さっきまで背後に誰もいなかったはずだ…どこから湧いてきた?


「ははは…そんなに敵意を向けられてもねぇ…怖いなぁ」


俺を含めた四人で謎の白ずくめの男を囲む。もし何らかの動きがあれば即座に斬る。


「何者だ?」


「だから怖いなぁ」


「ほか事吐かすんじゃなぇぞ白ずくめ。リーダーの問いに答えろや」


「いやぁ…それはまだ言えないな」


「へぇ…この状況を見ても何も感じないんすか?」


「何を感じるって言うんだ?」


「甘く見ないで欲しいですね。私たちはこう見えて結構やれるんですよ」


「で?」


「あまり調子に乗るな───」


菊池が白ずくめの男を殴ろうとした時…何か嫌な気配を感じ取り慌てて制止させる。


「待て菊池!」


「っ!!」


菊池の拳が白ずくめのフードに触れる寸前で止まる。


「もうすぐで当たってたのになんで止めたのかな?」


「お前…本当に何者だ?」


「答える気は無いよ…まだね」


「あ、もうそろそろ行かないと。じゃあね────また会いに来るよ、蒼牙」


その言葉を言い残してこの空間から消え失せた。


--------------------

side:智洋


「自己紹介も終えた事ですし…早く済ませましょうか。禁忌の実(ラスト・タブー)を世に轟かせる第一歩のね」


『霊魔召喚───不死鳥(フェニックス)


上空に巨大な魔法陣が展開され、火の塊が声を上げながら鳥の形に変身していく。


「キェェェエ!!」


形が完全に整ったのか翼を広げて眼前に控える俺たちを威嚇する。その姿は神話に出てくる不死鳥そのもの…存在するだけでこうも高圧的なのかよっ…。


「さぁ、貴方達もやりましょうか」


流石にあのレベルが何体も出てきたら洒落にならん。止めねぇと!


『霊魔召か────っ!』


何かを召喚される前に、俺はぶつくさ言ってる白ずくめの近くに擬似的な縮地を使って距離を縮め、闘気砲を放つ。


白ずくめの男を飲み込んでも尚勢いは止まらず壁に激突し、貫通する。


「なぁ…そこは待っておこうぜ?」


闘気砲を浴びているにも関わらず光線の中から手が伸びて俺の腕を掴む。


「うそ!?」


「ちょっと俺と相手しようぜ!!女ァ!」


引き剥がそうにも相手の力が強すぎて離れねぇ…っ!!


「早く仕留めてください」


「言われんでもわかってるっつの…じゃあ…死ね!!」


「わぁっ!?」


あまりの勢いで反撃する余地が無くそのまま俺は心臓を抉られ…潰された────





「────全く…僕に散々言っておきながら結局君も掛かってるじゃないか」





気が付けば白ずくめの男から距離を置いて地面に立っていた。この現象…まさか……。


そう思い、声の主を確かめる様に顔を横に向ければボロボロになった姿の隼也が隣に居た。

(´*ω*`)

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