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第38話:上級大会その11

フゥ(o´・`)=з

side:星乃


口ほどにも無いですね、この程度で粋がれるなんて余程環境が悪いと見えますね。


土煙が舞う中、ただ見つめていた。どうせ僕の勝ち…早く勝利宣言をしてくれないかな、もう終わりたい。


「ねぇ、早く終わらせ─────」


「何を終わらせんだ…少年?」


身が竦むほど強烈な殺気を浴びせられ咄嗟に身構える。


「おいおい、こん程度の殺気で身構えてちゃぁ…ヤワだぜ?」


土煙が晴れ、相手の姿が視野に入る。その姿はまるで何もなかったかのように綺麗でピンピンとしていた。


「何故…無傷なんですか?」


「んぁ?言わねぇよ?」


「そうですか…別にいいです、どうせ僕の結界は破れないでしょうから」


「そうか、だから…なんだ?」


気付いたら目の前に迫っていた男に驚きながらも結界を展開させて防ぐ。


「ははっ!そら見ろ!僕の結界は破れない!」


何度も拳を叩き込んでるけど尚破れる気配がしない。やっぱり僕の結界は最強だ。


「君程度じゃむr────え?」


言葉を繋げようとしたその時、口元を釣り上げて歪な笑みを浮かべ…さっきとは違う拳を放ち僕の結界にヒビを入れた。


「ッ!?」


驚き過ぎて瞬時にその場から離れる。動揺のし過ぎで右手に持っていた杖を落としたが拾う余裕がなかった。


(嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ…僕の結界が…?ヒビ入った…?)


自分の結界に絶対的な自信を持っていた幻想を引き剥がすかの如く現実を突きつけられた。


--------------------

side:リュー


やっぱり…結界に自信を持っていたか、目に動揺が浮かんでいるのがひと目でわかる。ま、士気が下がろうがどうでもいい、殺るだけだ。


「さぁて…お遊びは仕舞いして…こっからはよぉ…ガチの殺り合いしようぜ」


先程よりも強い殺気を少年に飛ばして告げる。そしてその言葉を引き金に俺は魔気を練った。下丹田を中心により濃く…より濃密に…。それから中丹田にも魔気を練る。こうすることによって肉体と精神を統一させて爆発的に力を得る事が出来る。


ただ…これは危険であり能力として体現させられたものじゃないと俺みたいな半端者じゃあ到底扱えねぇ代物。本来は相当な年を積んだ達人クラスじゃねぇと負荷に耐えきれず肉体は裂けて精神が崩壊する。


まぁ…俺は運良くこれを能力として手に入れれたから心配なく使えるがな。


「終わりにしようや…少年」


怯えたような表情で俺と向き合い睨んできた。足は震えて今にも逃げ出しそうだ。


「ぼ…僕は…僕の結界は…強ぃ…」


か細い声で訴えるも弱々しくて説得力がない。


「そうだな…てめぇのは強ぇよ?雑魚にとったら…なっ!!」


瞬時に懐に忍び込み、顎に打撃を加えると少年は真上に吹っ飛ぶ。吹っ飛ぶ速度よりも早く真上に現れて思いっきり額を殴って地面に叩きつけた。


ドガァンと鈍く重い音が鳴り響く、土煙が晴れる頃には少年は血を流しながらうつ伏せになって倒れていた。


(メンタルが弱くて助かったわ、メンタルがもし強かったら今頃反撃されて返り討ちにあってたろうし…案外危ねぇな)


そんな事を思っていると舞台を全域に響く声が聞こえてきた。


〖勝者!リュー・レメン選手!!〗


一気に歓声が轟いて完全なお祭り騒ぎになる。うるさいけど俺は歓声に応えて左手を掲げながら舞台から去った。

(∵`)ドウデシタ?

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