表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/104

第35話:上級大会その8 Part2

正直これは読む読まないどっちでもいいです笑

:実況:


始めと宣言してから数秒の出来事…


〖おや、何やら会話をしているようですがどうしたんでしょうか?出方の探り…ですかね?〗


〖これは…求婚の話じゃないですか〜?〗


〖なるほど…ん?求…婚?求婚!?〗


驚きつつも二人の会話に聞き耳を立てると…


「ははははっ!面白いね!ますます興味が湧いたよ!何がなんでも君を手に入れたくなった、俺の魅了が効かない相手なんて初めてだよ!」


アレン選手の熱いアプローチが聞こえてきた。この大会で求婚だなんて前代未聞の出来事…やっぱ何が起こるかわからないこの大会は面白い。観客から大ブーイングが起こっているが気にせず無視した。


それから直ぐの事、アレン選手が先に仕掛けて来て急に目の前に現れたと思ったらフェイントをかまして背に出現させたあった炎魔法を放った。


『おぉ!速い!唐突に現れましたアレン選手!上段切りからのフェイントで魔法を放った!しかも直撃だ!!これは強いぞ!?』


『アレン選手の炎魔法は高レベルと言われてますからね〜あれを直撃となると流石に防ぎようが…ぇえ!?』


風牙さんが驚きのあまり裏声を発するほどに驚愕する光景を目の当たりにしていた。智洋選手が無傷でその場に立っていたのだ。


『す、凄い!あの炎を直撃しても無傷だぁ!どういう事でしょうか!?』


『何らかの防御手段を持ち合わせていたのか…はたまた単に防御力が高かったのか…いや、前者の方でしょうね〜あの体に纏まった地色のオーラが原因でしょうね〜』


『あれは…一体どんな力なんでしょうか?魔気や英気みたいな気を使う能力でしょうか?』


『多分そうですね〜…見た事ない色ですから判断できないですけどその説が濃厚でしょうね〜』


『真相はどちらにせよ凄いことです!お!?アレン選手がデカい斬撃を放った!これは…まさかアレン選手の伝家の宝刀大魔法剣でしょうか!?』


ビルの一階ぐらいの大きさの斬撃が智洋選手に迫る中、智洋選手は慌てた様子で何かを呟いた。


『アルフェデート流剣術───零・始まりの斬撃』


その言葉を呟いて剣を振ると、飛ぶ斬撃が放たれて大魔法剣の斬撃と衝突…そして相殺された。


アルフェデート流剣術なんて聞いた事ない!無名の流派…?それにあの斬撃…どこか違う。


〖す、凄い!アレン選手の斬撃を智洋選手はそれよりふた周り程小さい斬撃で相殺したぞ!?風牙さんあのアルフェデート流剣術とは一体なんでしょうか?〗


『聞いた事ないですね〜…あんな強力な斬撃を放てる流派なら有名になってもおかしくないんですがね…今の今まで埋もれていたと考えると勿体ない様にも感じますが何か秘密があったんでしょうね〜皆さーん余計な詮索はよして下さいね〜』


風牙さんが釘をさす事を忘れずに言ってからすぐ…


『おっと!アレン選手!急に行動に移した!智洋選手の斬撃を高い技術力で受け流したり躱したりと剣聖顔負けの実力だァ!』


アレン選手が段々近づいて、距離が8mぐらいになったその時───アレン選手が智洋選手の頭上に出現し、剣を振る。それを見越していたのか智洋選手もその場から消えてアレン選手の背後に現れて刀身で殴った。


『な、何が起きたのでしょうか!?双方共急に消えたと思ったら頭上だったり背後だったり全く目で追えません!』


『あれは移動系の能力ですね〜よくあるのが刹那だったり瞬足だったり…皆様方が知ってる十二神星(オリュンポス)の一柱アレス様が扱う神速と同じ系統の力ですね〜性能等は全く違いますが』


『なるほど!そのような力を若くして手に入れているおふた方に畏怖さえ覚えてきますね…いや、むしろこれは興奮と呼べるものでしょうか!』


『それにしても相手を斬らないように刀身を縦にして殴る行為をすぐ思いつく智洋選手に驚きが隠せないですね〜しかも痛そう』


『あはは……ですね笑』


そしてそれから少し時が経ち、二人が何かを話していた時だった。唐突にアレン選手と智洋選手が目にも留まらぬ速さで剣の打ち合いをしていた。


〖なんと言う熱い戦いなんでしょう!舌を巻く程の剣戟と剣さばきは正に神業!これが低級冒険者なのでしょうか!?〗


『ですね〜最早Bランク以上の戦いと言われても納得ですね〜、智洋選手の摩訶不思議な剣術もそうですが三代目剣聖が使っていた流派…武蔵ノ剣の型も凄いですね〜』


〖えぇ!これは目が離せないです!〗


何十何百と金属の擦れる音が鳴り響き、お互いの体には切り傷が徐々に増えて行ってるのにそれに構わずひたすら続ける。その光景に息を呑みながらも私は続けた。


『力の均衡がヒシヒシと伝わってくる剣戟に鳥肌が隠せません!』


私が言ったその時、二人の雰囲気がガラリと変わった。すると直後に智洋選手がアレン選手の剣を払って体勢を崩させ、また飛ぶ斬撃を放った。それと同時にアレン選手は剣を光らせ、煌めく光が徐々に膨張して行き、放たれた。辺り一面を照らすその姿は太陽そのものが斬撃と化したように思う一撃…


『これは…アレン選手の最強技キング・スリカーンか!?智洋選手のあの斬撃も先程とは打って変わったような斬撃!』


『これはどうなる!?』


斬撃が衝突して会場が揺れる。


『は、激しいですね〜!!』


『なんて凄まじい衝撃波…結界張りしているとは言えそれでも感じるレベルの…ッ』


正直異常と言えるほどの衝突…それでも智洋選手は斬撃を三回放ち威力を高めた───次の瞬間、智洋選手が視界から消えた。


その直後にキング・スリカーンと斬撃が相殺されたように霧散した。気が付けば智洋選手の顔にアレン選手の剣が迫って寸前でピタリと止まった。なぜなら……背中に金に染った刀身だけが刺さっていたから。


何が起きたかわからなかった。ほんとに一瞬の内に勝負が決まっていた。あの金の刀身もどこから出したヤツなのか…空間収納系の魔法を持っていたのか…風牙さん同様に私達全員はあまりの出来事に言葉を失ってただ見つめていた。


「これって私の勝ちだよね?」


智洋選手のそんな声が聞こえてきてやっと意識が戻り宣言した。


〖しょ…勝者!智洋選手ぅぅ!!!〗


それを引き金に会場が歓声に包まれた。

次は第三回戦いきます!(*^^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ