第32話:上級大会その六
今回は八時投稿にしました!明日は18時です
※28話を改稿しました。島を八つに隔てるに変更しました。その為第四試合までしか行わないです
( ̄▽ ̄;)
※ほんとに誤字脱字報告ありがとうございます!!すごく助かりました!なるべく減らすよう努めます
( ˊᵕˋ ;)
side:智洋
適当に時間を潰しながら過ごしていると、部屋にアナウンスが流れモニターが映し出された。
〖全突破者が決まりました、今から休憩を一時間挟みます。対戦者やその他の詳細は今映し出されたモニターに記されていますのでご確認ください〗
機械のような女性の声が淡々と説明。それを聞いてモニターの所へと寄り画面を確認した。
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第一回戦:マクレン・ヘドリヴァ選手VS堀隼也選手
第二回戦:アレン・ガイア選手VS木崎智洋選手
第三回戦:保宮海斗選手VS神野紗倉選手
第四回戦:リュー・レメン選手VS星乃真也人選手
※一時間後に第一回戦に出場する選手は控え室から右にある通路を真っ直ぐ向かってください。そこを通れば舞台がありますのでお願いします。
※本選が始まりますとモニターの横に映像が自動的に映し出されますのでお控えの選手はそちらを使って観戦してください。
※今大会の本選ルールは以下の通り
1:選手のどちらかが降伏宣言もしくは場外に出た場合、した側は負けとなり、された側は勝利となります。
2:魔道具での強化やドーピング行為は禁止。その他の強化行為も禁ずる。試合中でのみ己の力での強化は認める。要は自分の力だけ頼れ。
3:1と2を守れば後は自由。ただし、殺す事は禁ずる。もし殺害してしまった場合はその場で棄権させ法的措置を取ります。
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ふむふむ…やっべぇなこの大会…色々とツッコミたいところだがそういうのは嫌いじゃない。
ウンウンと頷きモニターから目を離す。モニターの内容は読んだことだし、ちょっと休憩挟むか…
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智洋が休憩をした一時間後…会場は予選以上の熱を持って盛り上がりを見せていた。
〖ついに始まります!本選!!予選での熱き戦いやド肝抜く戦略を目の当たりし何度も驚かせてくれた八人の予選通過者達!!今から始まる本選では邪魔な木々も無ければ厄介な立地もない!あるのは相性と戦略だけ!!〗
〖では!登場してもらいましょう…第一回戦はこの二人だァァ!!〗
実況の人が高らかに言うと入場口から煙とライトが現れまだ日が差してる時間なのに明るく周りも照らしていた。その光景を見てボクシングやプロレス選手の登場シーンを思い出す、あんな感じだったよね。
〖霧の様に現れ霧のように姿を消す霞の申し子っ!マクレン・ヘドリヴァ選手ーッッ!〗
煙から姿を出したのはネイビー色を基調としたフード付きマントを羽織った如何にも魔法職と思える格好をした男だった。しかもモニターを良く見れば目の下にクマを作って気だるそうな瞳をしていた。推定するに死んで四日が経った魚の目。
(よく大衆の面前でそんな顔できるなぁ…その度胸讃えたいわ)
そんな変な感想を抱いていると、観客からの圧巻される歓声を貰ったマクレンは満更でもなさそうな顔つきで頭をかいていた。なんだよ…その反応は…ツンデレか。
〖そしてぇぇ!!お次はこの人だぁ!速さでは誰にも負けない刹那の忍び…堀隼也選手ぅぅ!!〗
またしてもどデカい歓声の中煙から出てきたのは今の俺と同い年か一個下程度の青年だった。髪は黒く瞳は金色と中々見ない容姿に少しだけ驚いた。そしてその腰には刃渡り六十cmはある刀を携えてる…しかも驚く事に妖刀だ。なんで分かるかって?そりゃぁ鑑定したからだよ、あの妖刀は中々いい…業物だな。
そんなことを考えながらしていると、着々と進んでいて気が付けば両者とも構えていた。
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side:マクレン
実況の女がはじめ!と言って三秒程度しか経ってないのに何分と感じる。先に詰めようと考えたが…あの少年から感じる威圧は中々のもの…かのNINJAの力を持っているとか言われていたし舐めて行かない方が良いだろう。
(いや、一度様子見てみるか)
周りにある空気を圧縮させ、NINJA少年に放つ。迫っている空気の弾を見ても顔には動揺も何も無くただ真顔で見つめ…直撃した。
(!?なぜ避けない!?あの弾は戦車すらも吹き飛ばす程の威力だぞ!?)
まさか何もせずただ食らいに来るとは思わず…いつもは絶対に見せない隙を見せてしまった。その直後、俺はくの字に曲がって吹っ飛ばされていた。
「くはぁっ…!?」
なんだ!?この速さは!?全く見えん…馬鹿力に加えてこの速度は厄介すぎる!
もうすぐで場外になる所を強制的に足を地面に刺してギリギリで止める。
「ミスった…今度は本気で行くぞ」
NINJA少年を睨み、血を吐きながら告げ──
「……もう出てますよ?」
は?
NINJA少年の言っている意味が分からず呆然と顔を見つめていると、指を俺の足元に指して見なよと呟いてくる。何を馬鹿なと恐る恐るに足元を見れば─
場外に着いている足が視界に映っていた。そ、そんな馬鹿な…俺は…今確実に場内に足を…
「僕は幻覚が使えるんですよ、視覚、味覚、聴覚、触覚、嗅覚全てを惑わす事ができる…あなたの五感全てを惑わして場内に居ると錯覚させた」
「な…なんだと…?」
そんな…有り得ん!なんだその馬鹿げた能力は!?ふざける……
「……貴方の負けですね?」
たったその一言…その一言で俺は全てを悟った。このNINJA少年は…化け物だと。俺は諦めるようにその場にへこたれた。
「くっ……」
あっという間に終わった試合に会場全員が沈黙し、異常とも言える力に恐れを抱いた。かく言う俺もその能力に若干の恐れを抱いている…五感を支配する幻覚など昔の仲間レベルじゃないと出来ない超級レベルの領域だからだ。そして…実況の人が負けを宣言するとそれをきっかけで会場が一斉に歓声の渦となった。
解説とか実況入れようと思いまきたが、今回の戦いはほんとにすぐ終わっているので入れる余裕なかった( ̄▽ ̄;)




