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第29話:上級大会その3

今日は七時投稿!

side:智洋


予選が始まってすぐ、行動に移した。俺には気配察知や気配探知と言った能力(スキル)を訓練の時に手に入れてるから楽に探せる。ランク詐称している奴らはどうか知らないけど他の人なら探しやすいはずだ。


森をかき分けるように移動し、その移動している姿はまるで自分の縄張りを走る猿のように動き回っていた。すると、気配察知に何かが引っかかった。


(人の反応発見…!)


人数は一人、お相手さんはこっちに気付いてないみたい…今がチャンス!


音を消して近づき、首筋に手刀を入れる。相手は首筋に衝撃がいってやっと気づいたのか言葉を漏らしていたが虚しくも俺に気絶させられた。


「よし、一つ確保…っと」


胸に付けていたバッジを取り、巾着袋の様な魔道具…マジックパックに仕舞う。


(辺り100mには敵無し…ちょっと力出すか)


闘気を少し解放して体の内側に纏い外から見えないように隠蔽しつつそこに強化魔法を掛ける。

こっちの世界に来てから能力(スキル)の殆どを失ったけど訓練で取り戻す事が出来たおかげで以前よりも数段強くなっている。ま…取り戻せたのはほんの少しなんだけど…


(それでも、幅が増えたから楽々!)


足に力を入れて跳躍し、周りを見渡す。ざっとビル三十階程の高さまで伸びていき最終的には三十二階ぐらいの高さまで達する。


(ふむふむ…なるほどね…全くわからん)


一面が森。木々が邪魔してほんとに見えない、戦闘の音は聞こえてもどこかまでは把握出来ね、こりゃ大変だなぁ…


しかもこの範囲が中々広い、下手したらゴルフ場並の面積あるぞこれ…大変ってレベルじゃない。


「う〜ん…どうしよっかなぁ…ま、ひとまず適当に狩って行くか」


重力に従うように体が地面へと迫り、轟音を轟かせながら地面に着地。わざと音を出して敵をおびき寄せるつもりでやったから問題は無い、一つ問題があるとすれば何人が来るか…だな。


(出来れば十数単位で来て欲しい)


そんな事を思いつつそこに留まっていると、気配察知に四人の人の気配を感じ取り即座に手を横に向け手刀の形を作る。


そして、その場で回転する。斬撃に似た衝撃波が闘気を纏って迫り来る四人の敵に直撃、気配察知を使って気絶したかを確認すると…気絶済みでした。


「よし、手加減出来て───」


言葉を繋ぐ前に背後から急な気配を感じとり少し慌てて場所を移動、さっき居た場所が唐突に爆発を起こして1m弱のクレーターが出来ていた。


(気配が読めなかった…くそ、ランク詐称か)


変なタイミングで現れるランク詐称に悪態をつきながら周りを探る…がやはり気配は読めない…もしかしたら気配遮断とかそういう隠密系に優れた能力を持っているのか…だとしたらダルい。


(仕方ない…殺るか)


全盛期と比べたらひよっこ程度だが、今出せる最大限の殺気を闘気と共に放ち敵を誘き出す。そしたら…


「ヒッ…」


一瞬だけ聞こえた声を逃さず、声を発したであろう場所を瞬時に特定して擬似的な縮地を使い背後に出現。


「!?いつの間──」


「ばいばい」


顔に蹴りを入れると、敵は数mほど木々を倒しながら吹っ飛んで行き7m程で止まった。敵の方に向かってバッジを剥ぎ取りマジックパックに入れる。


(剥ぎ取りって…やめてくれ、取り外したと言えよ)


なんで急にこんなに事を思ったのか謎だが、気にせず再開した。そしてそれから三十分後…何とか四十人分のバッジを集めていた時にある事が起きた。それは───




「ええ…っと…まじ?」





「はい!一目惚れしました!僕と付き合ってくれないか!」





背後から近づき首筋に手刀をして気絶させようとした相手に…何故か唐突に告白された。

(=゜ω゜)ノ

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