第28話:上級大会その2
すいませんでした。次は気を付けます
※島を十に隔てる→島を八に隔てるに変えました。
〖もうそろそろ時間が来ますので改めて今大会のルールを説明したいと思います!今大会のルールは単純明快…相手を場外にさせるかギブアップ宣言をさせるかの二択で勝利となります!ただ、不正行為…バフデバフと魔道具の使用はダメです!正々堂々と己の実力だけ!〗
〖ですがこのルールは予選通過した後に行われる本選のみに適用されますのでご了承ください!予選はこの緑色のバッジ…今モニターで映されてるこのバッジを多く取った者が本選に残ります!まぁ、最後の一人が本選に行けると言う感じですね!〗
〖あ、そろそろですね、では出場者は控え室に現れるゲートを通って来てください!そしてそのゲートは百人しか通れないので定員を満たすと自動で縮むようになってます!時間も惜しいので各自入ってどうぞ!〗
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(お、入っていいのね)
綺麗に陳列したゲートが壁に現れ、そこにズラズラとみんなが入って行く。俺もそれに従うように入り、ゲートの中はレオンさんと通ったゲートと同じ紫色の空間が広がっていた。すると、少し歩いた所で光がさしてきてゲートを抜ければ森林が広がって動きずらそうな土地が広がっていた。しかも俺以外に人が居ない…どうしてだ?
〖聞こえますでしょうか?…はい、大丈夫そうですね!では、予選の説明をします!今皆様がいる空間は日本から離れた離島にある森林が舞台です!その離島を八に隔てその空間内で先程も言ったように多くバッジを取ったものが本選に残れます!バッジは今皆様の手元に支給されますのでそれをご自身の体につけてください。それと、ゲートに入った時点で人が固まらないようにランダムになりますが違う場所に転移されますのでご安心ください〗
そういう事か…ゲートに入って自動的にそれぞれ違う場所に転移させるとはすごいな。
素直に感化されていると直ぐに俺の前に魔法陣が出現し、そこから緑色のバッジが出てきた。またそのシステムに驚きながらもそれを受け取り肩に付ける。
〖それでは、予選スタート!!〗
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side:???
闘技場の観戦席の中でも一際目立つ作りがされてる場所…VIP専用の観戦席に四人の男女が殺気立ってモニター越しで予選の光景を見ていた。
「智さん大丈夫っすかね?」
「智洋さんなら平気ですよ!」
「そうだな!嬢ちゃんなら平気だ!」
「愉快そうに言ってる所悪いが、厳しいかもしれんぞ」
「っ…確かにそうですね…やばいと感じた人もいましたしね」
「俺が見た中から言わせてもらうっすけど、警戒すべき人が…三十人程いたっす」
「佐賀も成長したな。だが惜しい、正確には三十六人だ」
「あ、そうすか…」
俺が指摘するとわかりやすいぐらい落ち込んでしまったので今度飲みに行くぞと言ったらまたわかりやすく明るくなった。どうして俺の仲間はこうも単純なんだ。←人のこと言えない
「ま、なんだ。嬢ちゃんを信じようぜ」
「あぁ…わかっている」
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side:レオン
「始まったか……」
日本とは思えない程廃れた建物や世紀末のような光景が広がった場所にぽつんとある巨大な石。その上に座って何十インチもある端末を浮かしながら弟子を観戦していた。
「どれがだんちょーの愛弟子なんです?」
何も無い所から急に現れた一人の女性…マイン・ボルテージの団員にして俺の妹──セリアが隣に立って端末を覗く。
「待ってろ、今映す」
あの離島には複数の映像機器が飛び回っていて、その一つを遠距離で操作して弟子を映す。
「この子?」
「あぁ」
「すっごい可愛い…しかもえっち…だんちょーこういう子が好きなの?」
「俺は異性に興味はない……秘めた力が強いから鍛えたに過ぎん」
「へぇ…でもでもあの子?蒼牙の一員でしょ?仮と言っても他の子を弟子にしてOKなの?」
「そこは許可もらってる…俺とて常識は持っている……ほかの連中の様に非常識ではない」
「あの人達はほんとに非常識だもんね〜だんちょーみたいな抑制力が居なかったら今頃世界のバランス崩れて滅びてたかもしれないもんね」
「それは無いはずだ……あいつらとてこの世界の調停者だ…そんな事すれば許されん」
「……原罪だっけ?」
「それはこの世の化け物だ。触れぬが仏……その言葉を他言はするな…いいか?」
「わかってるよ、禁忌だからね」
「それならいい……」
改めて端末を見つめ、弟子の事を見守る──
頑張りました。((。´・ω・)。´_ _))ペコリ




