第27話:上級大会その1
すいません!日付を一日間違えて予約してました!今日になって気づいてしまい…ほんとにすみません!┏○ペコ
〖さぁ、今年もやって参りました!上級大会!!数々の冒険者が集うこの大会は一体誰の手によって制されるのか!!今年も見所ですね!〗
〖そうですね〜前回は今若者に人気の狼剣が制し世に轟かせましたからね〜今年はどんな冒険者が優勝するのやらね〜〗
〖そうですね!おっと…自己紹介が遅れました、実況の田花美穂と解説の花礫風牙がお送りします!〗
二人の人物が喋ってる中俺は控え室で他の冒険者達を見極めていた。
(…確かに粒ぞろいだ。ランク相応の人も居るけど全く上って言える程洗練された力も感じる…鍛えて良かった)
ある人は剣、またある人は銃…様々な武器を抱えて殺気立っている。まだ予選すらしてないんだからここでは落ち着いててほしいもんだよ…居ずらい。
まぁ、居ずらい原因は他にもあるんだけどね…このキモイ視線だよ!この視線!あまりジロジロ見ないでほしい…確かにここは男ばっかで女の人は数人程度しかいなかったけどさ…だからってそんなに見なくて良くない?その視線で被爆しそう。
本当は気にしすぎは良くないかもしれんけどこれは無理。自意識過剰じゃないよホントだよ。なんなら来る途中…うんいっぱいされたから…これで自意識過剰って言われたらもう反論できない。
心の中でため息を付いて自分の手を見つめる。
(ふぅ…大丈夫。俺なら行ける)
自分に暗示を掛けるように納得させ、顔を上げる。俺なら優勝できる…リーダー達やレオンさんが折角特訓してくれたんだ、負けたら顔向けができない。
よし。土器が上がってきた!これな───
「へぇ…?可愛いじゃん」
「お、兄貴!早速ですかい!」
「いいねぇ…」
「こんな所に女一人であぶねぇなぁ」
寒気がする声色で俺に近づく四人の変態。顔が歪んで顔面崩壊している面を見て吐きそうなんだけど…うわっ…またテンプレかよ…だりぃな。
「おいおい…こんな危険な所にな〜んで居るのかなぁ?間違えちゃった?俺達が居るべき場所に案内してあげようか??」
「さっすがー!兄貴優しぃ!」
「いいねぇ…兄貴…ヒヒヒ」
「兄貴…俺にも分けてくれよォ?」
なんともゲスな会話を一方的に繰り広げてるモブ四人を見て呆れを積もらすばかり…人がせっかく意気込んでいたのに邪魔しやがって…
「ごめんなさい、私はここに用があってきてるので」
ハッ俺とて大人なんだ、こんな事じゃ騒ぎは起こさん…
「女一人で何ができんだ?いいから俺に付いてこいよ!どうせ負けるんだからよ!」
負け…る?どうせ負ける…?は───?
「ハハハッ!!違ぇいねぇな兄貴!」
「それ以上言ってやったら可哀想…グフッ」
「笑ってやんなよ…ウハハッ!」
俺は…恵まれてたんだな。こんな連中じゃなくてあの人達に会えた事に感謝しねぇと。
「おい…さっきから黙って聞いてりゃドバドバドバドバと…てめぇは文鳥か?あぁ?黙る事を知れや!ケン〇ッキーに出荷すんぞ!」
俺の豹変ぶりに驚いたのかゲス四人が不意をつかれた様な顔を浮かべて一瞬たじろいだが徐々に眉間に皺を寄せてきた。
「なんだと…可愛くねぇな!少し世間の厳しさっつうもんを教えやるよ」
その言葉を合図に他三人が一斉に俺に襲いかかる。俺は微動だにせずただ立ってその光景を見ているだけ。
「ハッ!俺たちが早すぎて動けねぇのか!」
ニタニタと笑いながら俺を馬鹿にして近づいてくるゲス共を少し…本気で殴る。
「遅せぇよ…それでも男か?」
刹那の速度で顔に拳を入れ、気絶したゲス共に吐き捨てるように呟く。
「じゃあ…今度はてめぇの番だな?」
「ひぃっ!?」
尻もちを付いて後ずさるゲスのリーダー格に歩み寄って告げた。
「いいか?二度と私の前に現れるんじゃねぇぞ?次その顔を見せてみろ、殺すぞ」
そう言って顔を蹴飛ばし失神させた。この一連のやり取りを見ていた他の参加者の殆どが顔を真っ青にして俺たちの事を見ていたが智洋は知る由もなかった。
今日は二話お送りします




