第26話:上級大会その0
今回は七時投稿にしました!すいませんいつもの時間帯を狙おうと思ったんですがなんか今回は七時にしようかなってなりしました。
前回、ダンジョンに突如として現れたレオンさんが予想だにしない発言をして俺達をざわつかせた事件から一日が経ち…ただ今レオンさんが目の前で座禅を組んで宙に浮いていると言う摩訶不思議な現場を佇んで拝見させてもらってる。
いや、させられてると言うべきか…なぜこんな状況になったかと言うと一日前──
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「鍛える…だと?どういう風の吹き回しだ?」
「お前は拳を教えた……なら俺は剣を教える…適任なはずだ」
「そういう話ではない、何故お前が教えると言っている」
「言ったぞ……その女に興味があると……だから俺自ら鍛える…問題があるのか?」
「……チッ…仕方ない、だが決めるのは智洋だ。どうだ?」
「え…っと…もし良いのであれば是非…」
「なら……明日俺の家に来い」
てな感じで今日レオンさんの自宅にお邪魔して…
「地下に訓練室がある……俺が暴れても問題ない強度を誇っているから安心しろ…」
「は、はい」
そして、訓練室に到着。
「俺は奥に行くぞ…お前はそこに居てくれ」
そう言って奥に行くと座禅を組んで宙に浮き出した。で、俺は強制的にそれを見る羽目に…
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そんなこんなで今に至るワケだが…もう二〜三分はこれをやりっぱなし…俺はいつまで立ってればいいのか…早くやりたいんですけど…
それから一分後、我慢が限界になってきた頃合にやっとレオンさんが座禅を解いてこちらに歩み寄り2m弱ぐらいの距離になった時、レオンさんが口を開いた。
「いいか…今回の大会は例年と比べてキツい…今のお前では持って十分と言った所…この三日間寝泊まりである程度仕上げる…いいか?」
正直そこまでキツいって言うのは予想が付かなかった、それが嘘かどうかは分からないけどレオンさんが言うなら説得力もあるし鍛えすぎて損することは無い、むしろ願ったり叶ったりだ。寝泊まり?上等!
「はい、お願いします」
「分かった──」
こうしてレオンさんとの特訓が始まる。
──そして時は過ぎて三日後、上級大会が直ぐ目前に控えていた。朝起きてレオンさんに挨拶をし、準備を色々と済ましたらレオンさんと共に闘技場に歩いて向かう。
「レオンさんも来るなんて意外ですね」
「弟子の成果を見る為だ…それが終わればすぐ帰る」
「レオンさんらしいですね」
「そうか」
そんな他愛もない会話をしながら歩いていると…古い日本家屋の様な建物が見えてきて、その中に入る。なんでこんな家に…?と疑問があったがすぐに解消された、畳のある部屋に行くとそこには人が入れる程大きなゲートが出現していた。
「ここを通ればすぐに着く…空間を繋げてあるから」
さも普通の様に言うけど空間系の能力や魔法は簡単ではない。異世界での知識になるが空間魔法や空間系能力者は国に四~五人居ればいいレベルでその使い手の少なさや難しさが原因で一度空間系能力者を巡って戦争になり掛けたこともあると言われてるぐらい…
そんな大それた力を何事もないように言うレオンさんは流石だと改めて思った。
ゲートを通り、少し紫色の空間を進むと直ぐに光がさした場所が見えてきてそこを潜れば…ほんとにここは日本?って思うようなそんな景色が広がった場所にドンと存在感がある巨大な建物の姿が見えた。あれが…闘技場か…
距離は大体1km未満で案外離れてるのに存在感があるってすげぇな…
呑気な感想を抱きながらも歩いて近づくと、段々人気が現れるようになり賑わいを見せていた。
(緊張してきたな…)
顔を強ばって緊張をしている所を横にいるレオンさんが俺の肩を軽く叩いて告げた。
「安心しろ…お前は強くなっている」
その言葉に励まされると同時に心から湧き出る程の闘志が燃えてきた。
今の俺に負けるという文字は無い、絶対に優勝してみせる
本当は二話ぐらい特訓の話を挟んでも良かった気がしたんですがスピードを重視したので省きました。もしかしたらその内この話をするかもしれません…その時はお願いします。
( ˶ˆ꒳ˆ˵ )




