第19話:Dランクダンジョン
出来た…ふぅ〜<(^o^)>
「ふぅ……休憩挟もっかな」
近場のDランクダンジョンの中でも特に難しそうな場所…骨喰いダンジョンに入って三回目の攻略をしている最中なんだが、小腹も空いた為休憩を挟んだ。
Dランクとは言えその中にも下位上位と別れてあって最初にも言った通りDの中では上位に入る難しさを誇る。俺にとったらまだまだ弱いが…慢心はダメだ、それで死ぬこともあるし気をつけないと。
(とりあえず、今は四階層か)
階層を確認し、地面に腰をつく。
「はぁぁ〜……今日は何回やろうかな、無駄に階層があるから急いでやらないとな」
この骨喰いダンジョンは全15階層まであり、スケルトンとか骨系の魔物しか現れないピンポイントダンジョン。スケルトンとかは不死属性だから一撃で粉砕しないと再生されてしまうから少しめんどい。
ま、あんまり休憩時間伸ばしすぎても攻略回数減るし早く行こ。
立ち上がってすぐ、俺はまた探索を開始した。
--------------------
目の前にいるスケルトンとスカルヘッドを風魔法の暴風域を発動して重い風の嵐が二体を粉々にする。
ダンジョンに入ってから魔法を積極的に使うようになったおかげで全属性のレベルが二まで上がった、やっぱレア能力だからか中々レベルが上がんないな…
そして、あれから何分か経った時一回目、二回目には感じられなかった気配を察知…どんな敵か探ろうと思い曲がり角を忍び足で行き、ちょこっとだけ顔を出して観さ……つ?
そこから見えたのは見覚えのある大剣を振り回しながらスケルトンを威圧していたレオンさん…
(あんた何してんの…?なんでこんな低級ダンジョンにいるワケ?はぁ?)
やばいぐらい疑問が尽きない、ちょっと尋問してきます。
レオンさんに近づき気持ち大きめの声で後ろから声をかけた。
「レオンさん!何してるんですか?」
俺が呼びかけたと同時に目の前のスケルトンを一太刀入れて倒し、俺の方に振り返る。
「お前がここに来ているからだ…」
いや、それ理由なんです?え?てか、うっかりスルーしそうになったけどスケルトン粉砕しないと倒せんのになんで一振りで倒すんですか?化け物?
「ツッコミたい所は山々ですけど、なんで私が居るからって来たんです?」
「言ったはずだ……またあとでと」
言われた。うん、すっごい身に覚えがある。
「いやまぁ、確かに言われましたけど……言ったその日じゃないんですね」
「アイツがいたから……居ない隙を狙った」
なんだか犯罪者臭する発言を淡々と言わないでほしいな、俺の顔冷や汗だらけになるでしょーが。
「あの…また、勧誘ですか?」
俺が恐る恐るに尋ねると…予想だにしない言葉が帰ってきた。
「今回は…違う。別の話をしに来た」
「別の話ですか…それは一体…」
俺が言葉を言い終えた瞬間周りに紫電が走り俺とレオンさんを囲むようにバチバチと音を立て、包み込んだ。
「え!?な、なんですかこれ!?」
「大丈夫だ……危害は加えん…ダンジョン内だから結界を貼ったまでだ」
あ、結界でしたか…びっくりした。良かった良かった、ふぅ…心臓に悪い
「アイツから聞いてるとは思うが……上級大会に出るのか?」
上級大会…?なにそれ?初めて聞いたんですけど。
「……聞いてないのか」
「はい。初耳です」
俺がそう言うと、一旦咳払いをしてから説明をしてくれた。
「上級大会はBランク未満の冒険者が対象の大会の事だ……大会への出場資格はDランクになった者全てが対象、優勝すれば一気にBランクまで駆け登る事が出来る……ただ…その後にB級のダンジョンもしくは依頼を一つこなさなければならない…それを達成すれば晴れてBランクとなる」
ほへ…そんな大会あったんだ…すげぇな、もしこれが本当なら出ない訳には行かないな。Aランクへの道が一気に開かれるし…今晩相談してみよう。
「説明ありがとうございます!その件に関しては後ほどリーダー達と相談して決めます。と言っても自分は出るき満々ですから何がなんでも出ますけどね」
俺が笑顔で伝えると、レオンさんはどこか嬉しそうな笑みを浮かべ、呟いた。
「待ってるぞ……」
それが何を意味しているのか分からない。この時の俺は大会で待ってるぞっていう事かな?って解釈をして、何も気にも留めなかった。
--------------------
あの後、レオンさんと別れた俺は階層をどんどん突破していき三度目のボス戦となった。
「ガァァッ」
スケルトンジェネラルの頭に圧縮した闘気の塊をぶつけ、粉砕した後オリジナル広範囲風属性魔法を使用──
『真空衝撃嵐』
スケルトンジェネラルの周りが真空状態になり、どデカい衝撃の嵐が体を粉砕していく…それから五秒以内でボスが死んだ。
「よし…あと六回でやめるか」
静けさが残るボス部屋で一人呟いた。
大会の内容…ドウシヨウ(((゜〰゜)))




