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第16話:神域者VS神殺しの英雄Part2

(ง ˙⍢˙)


※本文にあるフランス語なんですが翻訳&記憶 頼りでやってまして、もしかしたら間違ってる可能性があるため、おうコラちげーぞワレェって思った方挙手制で待ってます。



神域者。それは世界の頂点にして、世界最強の異名。この名を冠する者はあらゆる法律・憲法の免除に加え優遇措置がされると言う特権があり、各国の重鎮ですら頭を下げる程権威が高い。だが、余りにも外れた行為や目に余る行為をすれば同じ神域者…十二神星(オリュンポス)が動き、制裁をする──


--------------------


(本気を出せって言われても…出来ねぇんだよ)


レオンさんを睨み、起き上がる。


「はぁ…っ…すいませんが、こんな場所では力は使いたくないです」


力強く拒否をした。言ってやった感があっても気持ちいいとかおぉーっ!みたいな歓喜な気持ちは無く逆に清々しさが残った気がする。


「そうか……なら、手加減は…要らないな」


「──Bon comme ça」


また何語か分からない言語を言うと、その場から急に消え、俺の背後に現れた。


「!?」


少し驚いたが、瞬時に剣を握り締め技を発動──


『アルフェデート流剣術──零・始まりの斬撃』


背後に居るレオンさんに…じゃなくまた地面に斬撃を放ち、衝撃で体を無理やり吹っ飛ばさせ距離を取ったその時…


『アルフェデート流剣術──捌・千斬皇卸(せんせんかみおろし)──』


そして


金剛剣舞(こんごうけんぶ)


技の二重発動…今の体がこれを耐えれるかどうかは知らない。それでも、やってみる価値はある!


千に連れなる無数の斬撃が意志を持つかの様に動き、そして金色に染まってレオンさんを襲う。


数十に分裂した金の刀身も投擲し、俺もレオンさん目掛け走る。


--------------------

side:レオン


最初は期待していた。俺より格下なのに内に秘められた力は俺と同等かそれ以上…いつかは俺を超える可能性を秘めている…と思った。


だが、実際は期待外れ。俺相手に本気出さずどうやって一太刀入れるつもりか…憤慨しそうになった。だからチャンスを与えたと言うのに……無意味だったか。


失望も込めてそのままでいいと言って背後に移動し、俺の愛剣でトドメを刺そうとした。正直もうどうでも良くなったが……あの女はまだ策があったのかとほんの少しだけまた…無様に期待をしてしまう。


迫り来る無数の金の斬撃と数十の金の刀身…どれも俺に傷すら与える事は叶わない低位な攻撃。それだけか?いや……違うはずだ。


(期待するぞ……女)


--------------------

side:智洋


千の斬撃と金の刀身をたったの一振りで全て相殺したと思ったら剣を地面に突き立て、右手に何か光るものを掴んだと同時に俺の体が急に重く苦しくなった。


「えっ…な、なんか…重い…苦しっ…」


しかも、その辛さが時間が経つに連れてキツくなってきてる。あ、あれが原因かっ!


レオンさんが掴んでいるあの光る何か…あれだ。俺はすかさず鑑定をして覗くが…弾かれた。


(!?くそ!鑑定妨害持ってんのか!)


鑑定を弾くことができる鑑定妨害は結構需要度が高く鑑定持ちの天敵とも言える能力(スキル)。まぁ、鑑定持ちなんてそうそう居ないらしいからあんまり意味持たない気がすんだけど…


と言っても現に役に立ってるからなんとも言えね…


(くそ…どうする…重てぇし苦しいし…)


打開策を…考え──あ、いい事思いついた。


急に閃いたなんとも賭け事の様な作戦だが、ないよりかはマシだからやるっきゃないね!


キツい体を無理やり動かし、走りながら全属性魔法を発動する


火属性と風属性の複合技……


火炎突風(ファイア・スコール)!!』



両肩に火と風の術式を展開させ魔法陣を構築…そしてMPを400消費して巨大な火を纏った突風をレオンさん目掛け発動させ…脚に闘気を纏い擬似的な縮地を使い、火炎突風(ファイア・スコール)の中に潜んだ。


「ふっ……」


光る何かを右手に持ったまま、右手を横に振り火炎突風(ファイア・スコール)を散らした瞬間…中に潜んでいた俺は技を瞬時に使用した──


『アルフェデート流剣術──拾・螺旋解漸(らせんかいざん)


螺旋状に収束する無数の斬撃がほぼゼロ距離で放たれた。今持ちうる最強の型にして最強の一撃…



「たった……その程度か」



右手に持つ光るものを前に掲げ、透かした顔を浮かべ呟いた。


「Adieu,femme」


「えっ!?ちょっ!?」






──なーんてっ




螺旋状に収束する無数の斬撃が消えるように霧散し、驚いているレオンさんを他所に剣を足元に投げて事前に剣に仕込んでいた魔法…火魔法を発動させ足元が燃え上がる。


「!?」


その隙を逃さず闘気を練って、宙に浮かべ投て──



「そこまで!!」



矢文さんの声が訓練所内に響き渡る。


(あ、そっか…もう一撃与えたんだった)


なんとも拍子抜けな感想に自分でツッコミたくなる気持ちでいっぱいだった。

(›´꒫`‹ )ヤラレタゼ

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