第15話:神域者VS神殺しの英雄 Part1
〆(・∀・@)カキカキ
※本文にあるフランス語なんですが、翻訳&記憶 頼りでやってまして、もしかしたら間違ってる可能性があるため、おうコラちげーぞワレェって思った方挙手制で待ってます。
「どうしてこうなったんだろ…」
怪しい男…レオンさんと向かい合う形で佇む俺…今日で命が終わるかもしれない。
何故こんな事になったかと言うと…あの後──
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「えっ…と決闘??ですか?」
「そうだ。お前とあの馬鹿のな」
「ちょっ、ちょっと待ってください!無理です!勝てない!!」
「勝たんでいい。一発お見舞してやれ」
「あ……」
俺はこの時、リーダーさんを殴りたいと思ったのは内緒だ。
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まぁ、あんな感じで二次試験を合格した後試験官に言われた通りに事を運んで冒険者ライセンスを発行&受け取りを済ませて今に至る訳ですが…
(最悪…)
嘆きたい気持ちを必死に抑えながら、チラッと横を見ると…満員電車並のぎゅうぎゅう詰めにされた観戦席。こんな大事になったのは…
新規気鋭の新人が十二神星と戦う!って宣伝がされていたせいなんです。まぁ、別に構わないけどさ、なんで俺なんだよ…おかしいだろ…。
今更どう足掻いても変わる訳じゃない、ここは腹を括るしかないな。ほんと憂鬱…
「準備は…いいか?」
「はい。もう出来てます」
そう言って剣を構える。それと同時にレオンさんも右手で背中にある大剣の柄を握り、鞘と擦れる音を立てながら剣を引き抜いて構えた。
「何時でも来い…」
どこか狙える場所は無いかとレオンさんを見据えるが…隙なんてある筈もなく、無駄に終わった。
何ですかね、あの隙のない佇まいは?…いやね、別に隙を作れとは言わないけど、もうちょい軽くなってもいいんじゃない?俺そんなに強くないんですけど。
滝のように溢れ出る愚痴が俺の土器を徐々に下げていく、それでもやらなければならない為無理にでも気持ちを切り替えて技を発動する──
「武功発動…闘気解放ッ!」
一気に膨れ上がった闘気が俺を中心に吹き溢れ、風を起こす。
『アルフェデート流剣術──肆・樊狼一閃』
今出せる中では最速の速度を誇る一撃だが、これじゃ避けられる可能性がある。保険として強化された脚に闘気を纏い重ね掛けをする。
レオンさんの懐に一瞬で入り込み、剣を横薙ぎ──
「それだけか…」
そう言って左手の人差し指と親指で剣の刀身を掴み、俺の全力の一撃を防いだ。いや、強制的に止めやがった
(まじですか…)
流石に俺もこれには驚き、咄嗟に剣を離して距離を取る。
「俺も見せよう……」
俺の剣を横に捨てて右手に持った剣を肩に担ぎ、その刹那・・・剣を振り下ろした。すると、巨大な紫電の斬撃が一直線に俺へ迫り、それを命懸けで避ける。
掠りそうになるも、何とか危機一髪で避けれたぜ…危なかった。もしあれが直撃していたら俺のHPは底をついていたはずだ。それ程までにあの斬撃の威力が高かった。
「……」
今度は剣を地面に捨て、左手をポキポキと鳴らし初めた次の瞬間──俺の隣に現れて呟いた。
「──Soyez serieux.」
「ふぇっ!?」
反応できなかった!いつの間に俺の隣に!?しかも驚き過ぎて変な声出たじゃねぇか!!
即座に地面に向けて闘気を纏った拳を放ち、土煙で行方を晦ます。
(くそ!なんて言ってんのかわかんねぇし!早いし!)
すぐに体制を整えて、剣が落ちてる場所まで移動し、手に取る。
(普通の手じゃ、あの怪物には勝てない)
アイツは今も手加減してる、だってアイツがその気になればもう殺られているからな。それをしないのは単に格下という認識を持っているからだ。ま、そんな認識してなかったら一撃与えるだけでいいってルールは付けねぇしな。
(こうなれば…やるしかないな)
改めて剣を構え、技を発ど──
「本気を出せと……言っている」
目の前に現れたレオンさんが、無表情を崩さずに告げた。それと同時に俺は上に飛ばされ、俺が飛ばされるよりも早くに移動していたレオンさんは迫る俺の腹を殴り…そのまま地面に思いっきり吹っ飛ばされた。
「がはっ…ッ!」
痛ぇぇ…、なんつー威力だよ!やべぇHPが300も減ってやがる…
「だから言ったはずだ……本気を出せと。次は手加減しないぞ」
俺の元に歩み寄りながら淡々と告げていくその姿が神のようにも感じた。そして俺は痛感した、十二神星に数えられた神域者の強さの一端を──
( ´ • ω • ` )ツカレタゼ




