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第12話:試験その2 模擬戦Part1

主人公の本気?の戦いが見れます!

side:智洋


ダンジョンをクリアし、合格した俺達は次の会場に向かっていた。


「ここが、二次試験の会場です」


長谷川さんが手を向けた先には、やはりファンタジーとは程遠い未来的な空間が広がる訓練室?だった。その中心では二人の人物が戦っていて、しかも観戦出来るような場所も設けられておりそこには何十人もの人が座っていた。


「あちらにベンチが見えますので、其方で番が来るまで待機しててください」


そう言って指を指す。俺達以外にもあと…十人居るな。てかそこだけベンチ?違和感あるんだけど。


「ありがとうございます。長谷川さん」


「ありがとうございます」


「ありがとうでした!」


「ありがとう長谷川さん」


個々にお礼を述べ、いざベンチに行くと…


(なんでこうなるんだろ…)


熱すぎる視線が身体中に浴びせられる。それはもう一種の放射線の様な感じで被爆するんじゃないかとヒヤヒヤもの、視線だからしないけど…でもそんなにジロジロ見るなよ…


めちゃくちゃ居心地が悪い、試験放棄して帰りたい…出来ないけどね!


目を瞑り顔を俯いていると、春風達が座っている俺の前に立って俺を守るように周りを威嚇しだした。


「…」


(え、なにそれイケメン)


これが心も女だったら絶対惚れてた。そうじゃなくても今凄い勢いで春風達の好感度が俺の中でグンと上がった。


「あ…ありがとう」


お礼を言うと親指だけを立てて応えてくれる三人…やべぇ惚れそう。


でも流石にずっとこんな事してる訳にも行かない為「もういいよ、大丈夫だから」と言って三人を席に座らせる。


そうして時は過ぎ、俺の隣に座ってる女性が呼び出され試験官の所へ向かう。


着いて直ぐには始まらず、何かしらの説明を受けたのか頷く女性、そしてそれから五分足らずで模擬戦が開始された。


俺は試験官と女性の戦闘を見て、試験官のレベルの高さに舌を巻いた。あれはもしや…


(相当加減してるなアレ)


試験官は女性の振る剣を素手だけで対応し、時々ジャブを入れて女性を攻撃していた。最初は上手くやっていた女性だったが徐々に試験官の攻撃に対応しきれなくなり直ぐに決着が着く。


「あの試験官結構強そうだね」


いつの間にか俺の近くに来ていた春風が口を開いた。いやほんといつの間に来てたんだよ。


「僕勝てるかなぁ」


いやお前もかよ。


次は瀬戸が来るなと思っていたら、遂に俺の番が来たようだ。


「今度は私の番だから行ってくる」


席を立ち、試験官の所に行こうとすると…


「頑張れよ」


「頑張れ」


「頑張ってね」


三人からの言葉に目の奥が熱くなった感覚に襲われる、こういう関係って素晴らしいな。


(よし、ひと暴れしますか)


--------------------


side:矢文


今回の二次試験を担当する矢文だ。見ての通り俺は一次試験を合格した受験者と戦闘を行っている。


(ふむ。この受験者中々成長の見込みがある)


現在戦っている槍術士の受験者は今回の誰よりも成長見込みが良い…鍛えれば化ける可能性がある。


受験者の突きを左右に揺れながら避け、偶に穂先を人差し指で逸らして攻撃の軌道をズラしたりして受験者のその後の対応を見ている。


大体の人がこれで翻弄されるが、この受験者は上手く体を使い攻撃に転用したりと才能がある。


(もう時間だな、終わらせよう)


「終わりだ。合格、手の甲を見せてみろ」


相手に止まるよう促してから槍術士の受験者に手の甲を見せるよう命令し、手の甲に魔道具と呼ばれる特殊な判子で母印を押す。


「後ろにある扉から外に出れば左右に分かれ道がある、そこを左に行け。そしたら職員にその印を見せろ。後はその職員の指示に従え、行ってよし」


(今の所30人の受験者を相手にして合格してるのはたったの8人か…)


この数字は案外少ない、せめて15人…半分は合格して欲しい。


それから何人もの受験者を相手して、今現在何気なく対戦している受験者の奥を見ると…視界にある人物が映った。


(!?…なんだあの少女は?)


距離がある為そんなに細かく見えないのに、その圧巻される容姿に驚きが隠せなかった。美しいの一言で表せない程可愛らしく綺麗だった。まるでその姿は美の女神アフロディーテの化身と疑いたくなる。


(長谷川の担当か…いや、今は試験に集中)


気持ちを切り替え、集中して受験者を見極めていると直ぐにあの少女の番になった。


--------------------


side:智洋


鬼強試験官は俺と向かい合うと数秒ぐらい固まってたが、説明をし始めた。


「この試験では五分間俺と戦ってもらう、それで俺が良しと思えば合格だ。判断基準は手数の多さや発想力、勇敢さ…色々だ。冒険者に必要な要素を見極め一定の評価に達していれば合格、それ以下は不合格だ」


なるほど、だいたい分かった。要は実力を示せって事だな。


「分かりました。始めましょうか」


そう言って俺は腰に下げてる剣の塚を持ち、引き抜いて構える。


「わかった。やるぞ。因みに一つ言うがここで才能あると観戦してる奴らが判断すれば勧誘されるかもな」


やっぱか。リーダーさんから聞いた話ではクランと呼ばれるパーティーを組織化した団体があると説明を受けていたからすんなりと納得出来た。


「んじゃ、来い!」


試験官が構えたと同時に俺は小手調べのつもりで脚に闘気を纏い部分的な強化を行って、相手の懐に忍び込んで下からすくい上げるように斜め斬り。


驚いた顔をしながらも、俺の攻撃を最小限の動きで避けて距離をとった。


そして、俺の方を見ては固まり出す…相当驚いてるなアレ。


「今のは?いや。何でもない素晴らしい実力だな」


小手調べとは言えあれを最小限の動きで避けるのは難しい、やっぱ相当な手練か…


鑑定したいけど、鑑定したとしても多分鑑定不可能って表示されるだけだからやる意味は無い、この目で相手の技を見て推測する必要あるな。


俺は改めて構え、今度は全身に闘気を纏う。


「その力…相当練られているな」


目を細め、俺を見つめて告げてくる。闘気の事を知ってるみたいだな、この世界にも闘気に似た奴か俺と同じやつがあるのかもしれない。


「あぁ、相当練ったから…なっ!」


全力で試験官に近づき、剣を思いっきり振り下ろす真似をしてその場で体を斜め横に捻って回転斬り──それを試験官は一歩下がって躱すが、刃から闘気を放出させて斬撃の様に放ち、追い込む。


つもりでいたのに…正拳突きをして斬撃を相殺して来た。


「今のは驚いた。面白い、俺も行くぞ!」


そして、戦いは本格化する──

(*´ ∨`)


ソシャゲの最新ストーリーや小説を見てたら面白い展開思い付きました。


そして、長くなりすみませんした。熱くなりすぎた

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