すれ違い恋愛Ⅱ
お久しぶりです。本文の前に、注意です。
~注意~
・青空晴夏さんとLINEでつくりました。
・グダグダです。
・「すれ違い恋愛」と「すれ違い恋愛Ⅱ」は、違うカップルの話です。
・セリフ多めです。
…っと、こんな感じです。それでも大丈夫!という方は下にお進みください。
それでは、どうぞ↓
「嫌い…じゃない…し…」
「あーちゃん、何か言った?」
「な、なんでもにゃいしっ!」
「あーちゃん、噛んだね。可愛い。」
「っ!ゆきとうざい…」
「ええ!?僕今褒めたよ!?」
「と、とにかく!なんでもないからねっ!」
「えぇ〰。ひといなぁ。」
ゆきとはいっつもそんなふうにへらへらしてて。
そのへらへらした顔に私は…
やられてしまうのだ。
「っ…たくっ!ほら、早く帰るわよ!」
「あ、ちょ、あーちゃんー!待って!」
「待つわけ無いでしょ!」
「はぁ、はぁ…。あーちゃん速いんだって…。」
「ゆきとが遅いだけだしっ!」
「あーちゃんはいっつもテキパキしてて羨ましいなぁ…。」
「なっ、何よ急に。」
「僕、いつものんびり屋さんでしょう?だからあーちゃんいっつも焦ってるみたいでなんかかっこいいなあって。頑張りすぎないでね!」
「あんたに心配される筋合いはないわ…私なんか…」
ああ、だめだ。
また意地を張ってしまう。
そうじゃないの。
言いたいことは、違うから。
「でも…言えるわけ無いじゃない…」ボソッ
「もー、あーちゃんらしくないよ!?さっきからぼそぼそどうしたの!」
「もう!...ばか。」ボソッ
「今度はなーに?」
そう言って、ゆきとは顔を覗き込んでくる。
「っ!ばか!近寄んな!」
「ちょ、痛い!何で最近近づいたら怒るのー!?」
「うるさい!私のことなんか…何も知らないくせに!あんたなんてねぇ、幼馴染だから一緒に帰ってるだけだし、好きでも何でもないんだからね。」
「ありさ。」
「…え?」
「俺のことどう思ってんの?」
「だから…!」
「ありさは俺のこと…男として見てる?」
「それは…その…だから…。」
「ねぇ、ちゃんと俺を見てよ。」
「っ…!だから近いんだって!」
「ありさ…」
「何よ?」
そういって振り向いた瞬間、やわらかくて、甘い何かが唇にふれた。
「…はい?」
「…あーちゃん、帰ろっ!」
「え、ちょ、えええ!?どゆこと!?ねぇ、ちょっと!」
ゆきとは何も言わずに私の手を引っ張っていく。
「なーいしょ。あーちゃんが自分でわかってね♪」
「はぁ!?わかるわけないでしょー?」
「…これでもわかってもらえないの?」
そういってゆきとはもう一度キスをした。
「…わかるわ、馬鹿。」
「よかった♪さあ、帰りましょ!」
きっと、私はずっとこいつの虜なのだ。
こんな関係が終わらないといいな、とか思ったりしちゃう自分は少し嫌だけど。
「それでも、ずっと好きなの。」ボソッ
「えっ、あーちゃん何か言った?」
「なーんでもない。」
「えー?気になるなぁー。」
またこうやって、はまっていってしまうのだ。
いつか、言えるかな。
ありがとうございました。
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