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夢の虹色

初の小説です。

小説と言っても詩みたいなものです。

ご愛読よろしくお願いします。

ーーあなたは何色が好き?




赤色は燃え上がる情熱の愛



青色は慈悲の涙



黄色は陽気な日差し



緑色は自然いっぱいの森



藍色は深々とどこまでも広がる海



紫色はモヤモヤとした不思議な気持ち



オレンジ色は真っ赤な美しい夕陽




これって虹だよね?


ーーうん、七色の虹。



虹の絵が好きなの?


ーーそうでもないよ。私は画家だもん。いろんな色の絵を書のよ。



虹って七色だけなの?


ーーそうとも限らない。これ以上にもっとあるかもね。



たとえば?


ーーそれは教えないよ。



どうして?


ーー自分で想像してみなきゃ。



想像?


ーーうん。君の好きな色を思い浮かべてごらん。



いくつでもいいの?


ーーもちろん。そのほうが虹らしいでしょ。



そうだね。思い浮かべたらどうするの?


ーーそれが君の虹だよ。君だけの虹。



これだけ?


ーーそう、これだけ。思い浮かべた好きな色を絵にしたらすばらしいでしょ。



よくわからないや。


ーーわからなくてもいいの。虹は七色って固定されているけどそれ以上の色が私にはあると思うの。



へえー。


ーーだって自分だけの虹を作るのっておもしろくない?



うん、それならなんとなくわかるよ。


ーー自分だけの色の虹。夢の虹だわ。



お姉さん、かっこいいね。本物の画家みたいだ。


ーー本物の画家みたいじゃなくて、本物の画家よ。



明日も来ていい?


ーーいいよ。ずっと待ってるからいつでもおいで。



うん。そろそろ帰らなくちゃお母さん心配するから帰るね。


ーーうん。また明日ね。



バイバイ。


ーーバイバイ。









あっお姉さん、聞くの忘れちゃった。お姉さんは何色が好き?





少年が振り向くとそこにはお姉さんはいなく、お姉さんが座っていであろう椅子だけが置いてあった







これは不思議な女性と幼い少年の不思議な出会いの物語




ーーEND



















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