潔さんと凛ちゃん
……私の名は次原潔! 20歳! 大学生!
好きな言葉は『凛として潔よし』! 夢は妹のお嫁さん!
妹! 妹! 妹!
妹大好き! 可愛いわぁ……本当に可愛いわぁ……もー大好き!
今日も日課の妹のストーカ……ではなく、警護を兼ねて散歩をしていたら。
薄汚い肉塊を見つけたわ。
……あんなゴミが妹の存在する世界にあるなんて許せないわ。
灯油を掛けて火をつけておいたわ。悪い奴はよく燃えるわ。
気分も晴れたし、急いで家に帰ったわ。
今日も妹の大好きなカレーを作るの、お風呂を沸かしておくの……。
私の作ったカレーを、食べ……美味しいと言い……私の沸かしたお風呂に私と入る妹……たまらないわ……想像だけでご飯三杯はいけるわ。
ちなみに私はハヤシライスが好きよ。
……あ、帰ってきた。
マイリトルエンジェルオブシスターよ……。
「もしもし? ダーリン?」
おもむろに彼氏に電話をする私……。
悲しい顔で、嫉妬の表情を浮かべるエンジェル……ふふ……うへへ……。
嘘よ。偽装よ。彼氏なんていないわ。
妹以外に興味なんてないわ。
電話の先は、時報よ。117よ。
あんな表情の妹が見られるなら、電話料金を万単位で払っても惜しくないわ……。
さぁ……お風呂ね、私の至福の、時間よ。
この為に、生きている……生まれてきたと言っても過言ではないわ。
……可愛いわ……プリティなフェイスも……その小さな唇から紡ぎ出される言葉も……日々成長を、続ける肢体も……ふへふふふ……おっと……いけないいけない、理性よ理性を保つのよ潔。
あの子に嫌われるなんて絶対にあってはならない……あったら死ぬわ。自ら死を選ぶわ。
………至福の時間は終わり……エンジェルはドリームの中に揺蕩うプリンセスとなるわ。
……寝たわね……可愛いわ……寝顔……可愛いわ……。
もう2時間はこのまま妹の寝顔を見ているわ、意識が飛びそうよ。なんだか足も痛いわ。
……目が覚める前に……移動しないと……。
明日は、妹をいやらしい目で見るオスガキ共に制裁を加え…説得を試みる予定があるの。
妹より早く起きて朝ご飯を作り、お出かけの準備をするの……。
寝るわ。ぐぅ………。




