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機嫌の良い人

作者: 微風

機嫌の良い人。

ただ上機嫌でいることももちろん大切。

ただ、私が今言いたい”機嫌が良い”は、自分に対しての機嫌の良さ。

職場に新しく入ってきた人の機嫌が良い。

いつも良い。誰に何を言われても良い。

チクリチクリと刺のある嫌みな人にわざと刺されても、

あっけらかんとして機嫌が良い。

事務所に人が少なかったり、私とその人だけの時なんかは、

たまに小声で鼻歌を歌うくらい「自分に対して」機嫌が良い。


少し打ち解けて話をしたら、前職はどうやらそれはそれは大変で、

今より上の役職にいたそうな。


今も十分大変だと思うけどなあ。と若造ながらに思う。


でも、本当に楽しそうに仕事をする。

鼻歌を歌いながらスキップ踏むんじゃないか、

飛んでいくんじゃないかと思うくらい軽やかに、楽しそうに。

他人や仕事に対して怯えている私からしたら、とても眩しい。


ああ。こういう年齢の重ね方をしたいな。


と、最近強く思う。


きっと、今までそれはそれは色々あって、

推測でしかないが、

数え切れないほどたくさんの嫌な思いもしてきたからこその、今なんだろうとは思う。


同僚も上司も含め、みんな口を揃えて「ポジティブだ」と言う。


ポジティブに、軽やかに、自分にご機嫌に。


このスローガンが似合うようになりたいと思った。

いつか機会があれば、想いを聞きたい思う気持ちは、日を追うごとに強くなる。


明日もきっと、その人と仕事がしたくて私は職場に向かうんだろう。


それでは、また。



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