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幽女さんと生きない。  作者: いと カズK
3/4

ストーカー?

 

  自然と疲れきったはずの体は彼女の後を追うように歩き始めていた。


  彼女の10mぐらい後ろを歩き始めて5分ぐらいたった時、


(あれ、これってストーカーじゃね?)


 間違いない、ただのストーカーである。

 午後22時を越えたこんな夜に、一目惚れしたからという理由で、

 その人の後ろをもう5分は尾行している。


 気づかれたら走って逃げるなり、携帯で警察に電話するべきだ。

 変質者なんて山ほどいるだろう、他人事のようだが

 今、俺はその1人になっているかもしれない。

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