安心な居場所を探す
こんばんは
この話は一般庶民が文明が破壊されたらどう生き残るかの仮想体験みたいなものです
宜しくお付き合いください
街中をさまようが人の気配は相変わらず感じられない
私も荒川さんも体力の限界が近づいている
ひとまずビルの中に入り戸締りできる場所を探さなくてはいけない
化物が現れる前に部屋に閉じこもって襲撃を交わさなくてはしぬだけだからだ
小説とかでは大抵が魔法で火をつけたりボーイスカウトの方が使うような火起こしなどがあるが一般人には無理だ
文明を頼り切った一般庶民がそんな知識を使いこなすのは無理がある
水にしても水道から水を飲もうとしても水道が壊れたりしてるなら水は飲めない
川の水❓ 現代の人ならわかるであろう
飲める筈がない
病院もない状況で腹痛でも発病したらどうにもならない
いやな話ばかりだ
しかし化物が現れなくても何かが現代社会でおきたらあり得る事象なのだ
ああ 人間とは楽を覚えたら昔の不便な時代に戻った場合大抵は耐えきらないだろう
コンビニかショップで水と火をつけるための道具も集めなくてはいけないし火を燃やし続けるための燃焼材料も集めなくてはならない
荒川さんにそのむねをつたえコンビニに入る
代金❓
人がいないから代金を払う気にもならない
自分が生き残る為だ
人が生き残るためにはしょうがないのだと心にきかせて品物を回収していく