2話:竹生が岩津に株投資を伝授
そして竹生幹男が自分の車を使い、村はずれの広場で自動車の運転講習を
教えて、道路法規の本を買ってきて勉強させ、車で30分行った八王子の
自動車学校の実地試験を受けさせて岩津良介が1996年4月21日に
運転免許を取った。
その後、山下工務店でトラックで荷物を運んだりして山下工務店で正式に
社員として採用し給料をもらえるようになった。その後も老夫婦の家に
間借りして生活を続けていた。しかし絹田夫妻に痴呆が出て息子夫婦が
やってきて引っ越すので出て言って欲しいと言われてしまった。
そこで竹生さんの家に住まわして欲しいというと了解してくれ1部屋を
貸してくれることになった。そして1997年となり竹生幹男が注目して
いたヤフー株の公開株の抽選に2つの証券会社から応募して1株を70万円
で買えた。その後、岩津良介を八王子のN証券に口座を開かせ株投資資金
として200万円を貸した。その後11月にヤフーが上場して11月13日
、八王子のN証券に電話して岩津良介と竹生幹男が1株ずつ155万円で
ヤフー株を買い竹生が2株、岩津良介が1株購入した。
やがて1998年を迎えた。その後も岩津良介は真面目に山下工務店で
働いてもらった給料は、そのまま村の信用金庫に預け続けた。働き始めて
5年目に100万円が溜まった。その後も岩津は竹生の車を借りて、村の人
を4人乗せては最寄り駅まで30分かけて送り迎えもし始めて、1回5人で
2500円もらう様になり、良い小遣い稼ぎになった。
しかし忙しさは倍増し空いた時間に食事をするほど忙しくなり比例して
、お金が入ってきた。やがて1999年となり、本格手に運送の仕事も
任されるようになり人数が集まれば、村役場の10人乗りハイエースで
1日2~3回、送りと迎えをするようになり、その合間に山下工務店の
仕事もこなしていった。
やがて2000年になり2000年2月22日に今迄、4分割したので
1670万円の4倍、6680万円となり、岩津良介の税引き後利益が
5240万円となった。竹生の税引き後利益が1億5百万円となり残金が
1億1200万円となった。
そこ後、ネットバブルがはじけて大きく下げていたが、ヤフー株の下値を
買うつもり、竹生は虎視眈々とヤフーの株価をラジオ短波で毎日聞き続けて
いた。やがて2000年が終わりを告げて2001年となった。
2001年9月4日、183万円で竹生は6株、岩津は3株購入した。
その後2004年4月5日に143万円で売った。その間に2分割を5回
して32倍の株数になったので竹生さんは192株岩津は96株を売却した。
岩津の税引き後純利益が10537万円となり竹生の税引き後利益が
2億1080万円となった。竹生さんの残金が3億2300万円となり、
岩津の残金は1億5800万円となった。竹生さんが5千万円かけて、
今、住んでいる家の敷地のうち斜面になってる部分を平らにして整地して
敷地を現在100坪を200坪にする工事と家の建て替えを岩津の
山下工務店に依頼すると言った。
岩津も家を建て替えるつもりなので一緒に住宅展示場へ行きましょうと
言い、その週の日曜日に行って、モデル住宅のパンフレットをみて竹生さん
は3LDKで太陽光発電と太陽熱温水器をつけてもら得るかと聞くと大丈夫
だと言われた。それに新車購入と電化製品の買換で5千万円。土地の整地と
新しい太陽光発電と太陽熱温水器つきの3LDKの家の新築費用が1億円と
総合計1.5億円で注文した。
その結果、竹生さんの残金が1.7億円となった。すると岩津が、
太陽光発電装置、太陽熱温水器は私たちが設置すると言った。
つまり住宅会社の下請け業者なんですと笑いながら言った。