表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/524

58.夜這い?


 食事を一人終え、まだ食事が続いているようだが、俺は一足先にこの部屋から出させてもらった。

 何故、先に出てきたかというと、久しく入っていない風呂に入るためだ。


(やっぱり日本人は風呂に入らなくては日ごろの疲れはいやせないよね!一番風呂は譲れません!)


 一人のメイドに案内されたそこには大きな石造りの浴槽があり〇―ライオン的なところからお湯が流れ出てきている。


 俺はそこで一人静かに考え事をしながら湯船につかる。


(もう俺はもとには戻れなくなってしまった、しかも多くの人をこの手で殺めてしまった、でも後悔はしていない、この後は自分にできることは何でもやってやる!)


 体が温まったところで風呂から上がり、上がった後に服を着替え入り口で待っていた先ほどと同じメイドに今夜の寝室に案内してもらった。


 その部屋に入ると室内はベットと衣装ケース、机といすというシンプルなものであったが、休むだけなので贅沢は言わない。

 しかも、これまた久しぶりにまともなベットで寝ることができる。


 案内してくれたメイドに礼を言うと、すぐさまベットに腰を掛け次に召喚する兵器を持っていたLiSMで探し始める。


 これは、さっき風呂に入るときにLiSMをしまおうとして気付いたことだが、このLiSMは特殊空間に出し入れすることが出来るらしく、出したいと思った時に手の中に現れる仕組みになっているようだ、そう思うとまだまだこのLiSMには隠し要素が含まれていそうだ。

 そんなことを考えていると、知らぬ間に寝ていたらしく、意識は暗闇の中にあった。



 しかし、そんな俺が寝静まっていた時に、部屋に侵入するやつがいた。

 その時ちょうど、眠りが浅かったのでかすかな物音が聞こえた、暗殺や誘拐があると困ると思ったので、万が一の為にアンダーレイル(銃身下部)にタクティカルライトをつけたP226を枕元においていた。


 俺は足音に気付き、静かにマガジンをはめスライドを引きコッキングしておく。


 その相手は俺がコッキングした「ガシャ!」という音に一瞬足を止めたが、音がしなくなったことを確認した後、スルスルと布の擦る音が聞こえてくる。

 そのまま、様子を窺っていたが、次の瞬間そうはいかなくなってしまった。


 そいつは何と俺が掛けていた布団をめくりあげてきたのだ、たまらず俺はP226を瞬間的に構え同時にライトを相手に向ける。


「誰だ!貴様は!」


 ライトを向けた先には、驚くことに白いスケスケのベビードールを着たリレイがいた。


「ウッ!眩しい!やめて!」


 ライトによって、一時的に視力を奪われたリレイは、見つかってしまったことに対する焦りと目が見えなくなってしまったことに対する混乱でその場から動けないでいた。

 リレイとわかった俺はP226のマガジンを抜き取り、薬室に入っていた弾をスライドを引き、取り出す。銃はスライドストップを押し上げ、スライドオープンの状態で弾が出ない安全な状態にしておく。


(冷静になって考えたらこれってまさかの……夜這い!?)


 今は部屋を明るくするために別に召喚しておいた置き型LEDライトが照らしている。

 当の犯人?はというと近くに置いてあった椅子に申し訳なさそうにちょこんと座っていた。


「で?目当ては何?」


 俺はそんなリレイに意地悪半分本気半分で聞く。


「……このままだと信用してもらえないかと思って、その、身を以って私の陛下に対する忠誠を伝えようと思いまして……私ではお気に召しませんでしたか?」


 そうは言うものの、リレイは最初に会った時のような軍服姿ではないので、それまでの男らしかった雰囲気から一変して、今は白いスケスケのベビードールをつけ、下は何もつけていないため、エロティックな雰囲気を醸し出している。

 しかも軍服を着ていた時には締め付けていたようなので気付かなかったが(それでも大きかった)、ものすごい巨乳ちゃんであった。


(あの~お姉さん色々なところが隠れてなくて……やばい!この状況!主に俺のリトルボーイが!)


「んんっ!大丈夫だから君のことはそんな生半可な気持ちで受け入れてなんかいないから心配しないで、だから今は落ち着こうか?そもそもそんなことしたら後が思いやられるから……。


(こんなのがばれたら冗談抜きで“あの子”に殺される!)」



 何とか落ち着き、冷静にそんなことを話す俺だが、心の中は大荒れ状態である。


「そうでしたか……今の私にとって陛下は“ご主人様”でもあって“命の恩人”でもありますから、この後一生ついて行きますね」


 リレイはほんの一瞬、行為・・に及べなかったことを残念にしていたようだが、すぐに満面の笑みで俺に対して最後にそんな思いの丈を伝えてきた、きっとこの後どんなことがあってもついて行きますと最後に小声で付け足して。


 その日はもう遅かったのでそのまま二人で一緒に眠りについた、背中にダイレクトに生の感触が伝わってきていて、そのせいでよく眠れなかった――


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
魔法の国と異世界転移者
←いつも読んで頂きありがとうございます。
拙作のスピンオフ作品です!(執筆者は別人)
よろしければこちらも合わせてご覧ください! cont_access.php?citi_cont_id=928248757&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ