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333.仕事という名の戦い3

・帝国軍の動き


 帝国陸軍はブリガン・タヤスカ中将の率いる魔術化軍団をイスフェシア皇国のガヘナという町に侵攻を開始。

 侵攻後イスフェシア皇国の勇者が放った広範囲氷属性魔法によって9万の兵士が一瞬にして氷漬けになる。

 その戦いで兵を失ったブリガン・タヤスカ中将は逃亡したが、すぐに帝国兵につかまり処刑された模様。


 コンダート王国各軍に対抗する手立てが見つからないと判断した帝国軍上層部は、一時休戦を求めるべきではないかという意見が出始めた模様。これは軍上層部だけではなく女帝の周辺にいる政府高官の一部からも出始めている。

 この意見が出始めたのは丁度コンダート王国空軍機による帝都ディシアが空爆されてからだ。

 他の情報元からは、既に女帝もこの休戦案を承諾し、それをつたえる為に各国へ書簡を送ったようだ。

 ただ、王国にはその書簡は送らず、直接王国に足を運び国王との会談を望んでいるとも噂されている。


 

 帝国軍はあくまでも“休戦”するという姿勢しか見せておらず、何らかのかたちで終戦や降伏等は行わないようだ。

 この裏には何か重大なことが隠されているような気がするが、コンダート王国中央情報局含め他の情報機関はそれをつかめていない。


 帝国軍の一部ではボルトアクションタイプの銃が配備を開始されていることを確認。

 この銃は以前アルダート市内のイリア銀行アルダート本店に侵入してきた武装集団が持っていた銃の改良版とみられ、射程や威力が向上しているとみられる。


 それ以外にこちらの配備している銃と同じ銃の存在を極少数ではあるが確認。

 その銃はこちらが各軍に配備しているものとは違うM9(アメリカ陸軍がかつて正式採用していた軍用拳銃、元はベレッタ社製M92)“そのもの”が確認されている。


 特に軍上層部にいる高級将校などが護身用の為に所持していることが確認されている。

 これは国王陛下が元居た世界と同じ世界線の者がいると推測できる証拠の一つで、そのほかに乗用車やデジタル式の腕時計等が確認されている。

 このことからほぼ間違いなく帝国領土内か若しくは帝国軍内部に“転生者”か“転移者”がいると思われる。


 帝国海軍はエンペリア王国、コンダート王国によって複数の艦隊が全滅又は消滅させられた為、戦力が大幅に低下してきた。その影響で、これまでの帝国の支配海域に両王国の艦艇が侵入してくる事案が多発しはじめ、さらに自国の海上輸送ルートの妨害までされ始めている。


 ただ、これを帝国海軍が指をくわえてみているはずもなく、すぐにとある情報筋から得た造船技術をもとに鉄製の艦艇の建造を開始。艦載砲等もこれまでの前装式のカノン砲ではなく、後装式の砲に変更。見た目は一次大戦のドレッドノート級に似ている。


 出来上がった船は既に進水し艤装が始まっていることも確認されており、もう間もなくその姿を戦場に表すことになるだろう。


 とは言え、帝国海軍が建造した船が最新式コンダート王国海軍に勝てるはずもなく、それはこちらにとっていい的になるだけだろう。


 これまで帝国軍は急成長を遂げたコンダート王国軍に大敗を喫し、さらにその勢いにもついてこれていないが、とはいえ決して侮ってはいけない。なぜなら、確かに帝国領内には“転移者”若しくは“転生者”のどちらかが存在し、その者たちがコンダート王国の脅威に対して策を講じてきているからだ。


 今後も注視し続けなければならない。


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