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113.連合艦隊出撃!

 

 すべての召喚が終わったと同時にすぐには出港出来なかったが、主機起動と機器点検が終わったのを確認すると、すぐに錨を上げ動き出していった。


 今回は空母機動艦隊と第一艦隊が一緒になって作戦行動するため、それを総括して指揮する連合艦隊司令部をおくことにした、編成は以下の通り。


連合艦隊司令長官 

 ガンダルシア・ヴィアラ大将(海軍大臣)(司令部:キティーホーク)


空母機動艦隊司令官 

 コンダート・アリサ中将(第二王女)(司令部:キティーホーク)


空母“キティーホーク”

 艦長 スタルブ・ベイル准将

空母航空団司令 

 ウィスティリア大佐 

  第一航空団

   第一一戦闘攻撃飛行隊

   第一二戦闘攻撃飛行隊

   第一早期警戒飛行隊


駆逐戦隊司令(旗艦 こんごう)

 ブリット大佐


第一艦隊司令(旗艦 大和) 

 キーレ・ミサ中将



 各艦艇はキーレ港沖合で隊列を組んで艦隊行動を開始させた。アリサ率いる空母機動艦隊は空母キティホークを一番後方にしてこんごう型護衛艦4隻が前にT字の陣形を組んでいる、そして空母機動艦隊の50km前方に第一艦隊の大和、武蔵が並走しながら航行している。


 空母艦載機の発着艦訓練や艦載機同士の模擬戦闘訓練も始めていて、空母周辺空域には複数の戦闘機と早期警戒機が飛び回っていてまるで航空ショーのようだ。空母の甲板上でもせわしなく色とりどりのジャケットを着た甲板要員たちが動き回っている。(彼らのことを通称レインボー・ギャングと呼んでいる)

 色は7色あり役目は以下のようになっている。


イエロー:航空機取扱士官

カタパルトおよびアレスティングギア士官、航空機指揮者、LOD(指揮官は大体この色)


ブラウン:航空団付整備員長及び下士官


ホワイト:

航空団品質管理要員、飛行隊航空機検査員、LSO、空輸士官、液体酸素要員、安全確認要員、医療要員など


ブルー:航空機取扱要員、エレベーター操作要員、牽引車運転要員、メッセンジャー、電話通信要員


パープル:航空燃料取扱員


レッド:兵装運搬及び取り扱い、航空機事故対応要員、爆発物処理要員、ダメージコントロール要員


グリーン:LSE(ヘリコプター着艦要員)、FDC(要員間連絡調整員)、トラブルシューター


 この甲板要員の働きによって、ひっきりなしに発着艦している航空機をうまくさばいていた。


 特にジェット・ブラスト・ディフレクター(ジェット気流が後方に影響しないように防御するための板のようなもの)が上がりカタパルトからF-14Dが射出されて発艦していく光景は、あの有名な映画のワンシーンを実際に見ているようで非常に興奮する(これって俺だけじゃないよね?)。


 この空母に搭載されているカタパルトはスチームカタパルトと呼ばれ、蒸気の力によって動くもので、蒸気の圧力を調節することによって違う機体や兵器の搭載量が多くなった機体でも、最小速度(航空機が飛べるギリギリの速度)まで上げ射出することが可能で、これが4機装備されている。


数値や編成が現実と異なっている場合もありますが、フィクションなのでそこは暖かい目で見守って下さると非常にうれしいいです。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 合成風力は艦首を風上に向けて生み出すもの、つまり向かい風にして生み出すものです。 これは発艦、着艦によって変わるものではなく一律です
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