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主要登場人物一覧(コンダート王国以外) ※ネタバレ注意

 主要登場人物一覧(コンダート王国以外)


 エンペリア王国


 エンペリリア3世


 エンペリア王国女王でローザの養母。

 生涯で一度も婿を迎え入れることはなかった。


 エンペリリア3世はユリアと同じエルフ族の中の特に長命なハイエルフ種で年齢は1400年以上にもなる、本人曰く「年齢なんてただの飾り」というほどで普通のエルフもそうなのだろうが歳のことはどうでもいいようだ。


 エンペリリア3世はコンダート王国首相のユリアの異母姉妹に当たり、姉妹の中で一番仲のいい二人で、エンペリリア3世のことをユリアは幼名である「イリス姉様」と呼んでいる、しかし、豊満な体を持つユリアに対して自身は見劣った姿(一般人から見れば十分以上なプロポーション)を持っていると思っているのでエンペリリア3世とはそのことで言い合いになる。




 エンペリリア・ローザ


 エンペリア王国の第一王女でエンペリリア3世の養女


 エンペリア王国の中でも剣術の名家として3本の指に入るほどの実力を持つ大貴族アルフェンシア家で生まれ、ローザ自身がオッドアイを持っていたのと常人ではありえないほどの魔力量を持っていたので忌み子として捨てられそうになっていたのを子供がいない今の女王が引き取り今に至る。


 生まれ持った膨大な魔力と類い稀な魔法特性用いて全属性の魔法を覚え、王国内最強の名で呼ばれる。


 士官学校では剣術の鍛錬に力を入れ、卒業するころには王国随一の強さまで成長させていた。


 そうして今は立派に成長し王女として、“青の騎士団”の団長として絶大な人気を誇っている。




 現在はコンダート王国国王であるワタの側室候補として後宮に入る。


 コンダート王国に来てからは指揮官としての能力を買われ、対帝国戦線においてコンダート王国エンペリア王国連合軍の指揮官を任されている。




 ウルス・リア


 エンペリア王国軍務卿

 コンダート王国で生まれ、父はウルス・ヴェイド

 コンダート王国士官学校を卒業後、エンペリア王国の元軍務卿の元に秘書官として仕え、ローザの推挙があって今の地位にある。

 見た目はかなりクールだが、中身は結構乙女






 デスニア帝国




 エメキア・ディエナ

 デスニア帝国女帝 

 種族 魔人族


 ディエナは、黒髪のショートボブで、帝国軍高級将校用の黒いマントを羽織っている、彼女は帝国魔人族の最大貴族家の出身なので、魔人族特有の赤い目をしている。


 ディエナもキールと同じ士官学校を卒業したのだが、普通は4年通うところをディエナはわずか1年で3年飛び級してさらに主席卒業したほどの頭脳の持ち主だ。その直後には帝国魔法学校へも入学し元々あった強大な魔力を存分に発揮し、そこも1年足らずで卒業した超天才である。


 生まれた家は帝国の中で2番目の権力を誇るエメキア公爵家で、魔人族長も務める。この家は伝統により代々女性が当主をつとめていて、エメキア家女当主のレレーナは帝国宰相の職に就いている。レレーナの旦那は戦争で亡くなっていて、以降も男性を迎え入れることがなかったので、ディエナ以外の子はいない。


 モンスターテイマー、魔力量無限、テイムした魔物に病原菌や毒物をつけて感染拡大することができる。

 彼女がテイムする魔物は、彼女の前世での闇の深さや怒り、嫉妬、悲しみ等が強ければ強いほど強くなる。


 


 カール・ネイサン

 外地潜入工作連隊兼第21混成歩兵連隊隊長

 対王国戦術・戦略研究所長


 階級 大佐


 種族 魔人族


 カール公爵家(帝国4大公爵家)長男で金色の短髪と整った顔と藍色の目が特徴的な誰がどう見てもイケメンなルックスをしている。


(次男は海軍少尉・三男は魔法学校6年生(卒業後は陸軍魔法化部隊へ着任)・長女は帝国空軍士官学校)


 これまで帝国魔法学校や陸軍士官学校を飛び級で卒業しそのまま士官へと任官された天才。


 彼にはヴァッフェンバルト公爵家長女であるアンナという妻がいて、その妻との間に双子の女児を授かっている。 


 性格はいつも明るくひょうきんだが、その裏では常に策をめぐらせ、次の一手をどのように動くかを周りの状況やこれまでの経験から導き出しそれを時に大胆に時に繊細に実行する。


 彼のその明るい性格とルックスもあって色んな女性からアプローチされている。


 王国軍の最新兵器の脅威に帝国軍内でいち早く気付き、対王国の戦略・戦術研究を専門に取り組んできた。


 湯之沢城でのエレオノーラとの戦闘で外地潜入工作連隊の直属の部下数名と片腕を失い、その復讐の為にヤクトブルグ城塞都市防衛線で迫るコンダート王国軍に痛手を負わせ何とか撤退させるために自らも戦地に向かう。




 カミラ



 階級:陸軍中佐(死後 陸軍少将 二階級特進)

外地潜入工作連隊副連隊長


 ネイサンの副官にして右腕


 藍色の長髪と緋色の目が特徴的な美女、小柄な体格をしているが(150㎝弱)胸は凶悪(ECUP)


 ネイサンが大好きだが奥さんがいるため自分の気持ちを隠しながら過ごすが、時折その気持ちが隠せていない(というか周りからバレバレ)


 帝国屈指の魔法剣士で、愛用のサーベルと自身に雷属性の魔法を纏わせ目にもとまらぬ速さで敵に切りかかることを得意としている。


 湯之沢城でのローザとの戦闘に敗れ、最期はネイサンへの想いを口にしながら胸を刺し貫かれ戦死。




 デボラ


 階級:陸軍大尉

 外地潜入工作連隊 連隊本部中隊長


 カミラと同じく魔法剣士で連隊内ではカミラの次に強い


 カミラの幼馴染


 藍色のショートカットで(藍色の髪を持つものは魔法適正と魔力保有量が多いとされている、ちなみに金色はその数千倍はある)緋色の目をしており、モデルのようなスラリとした体形が特徴(BCup)


 愛用の片手剣と自身に風属性の刃の魔法を纏わせ、その刃を相手に飛ばしつつ自身も切りかかる戦術を得意とする。


 ネイサンと同じように明るくひょうきんな性格


 湯之沢城にてベルと戦闘、一時優勢になるもベルがカオスモードになった事によって形勢逆転し、床に張り倒され顔面の形が変わる勢いで殴られ戦闘不能に陥る。


 その後は捕虜としてとらえられ王国の捕虜収容所に収容された。


 外地潜入工作連隊で唯一の生き残り。




 ネラ


 階級:陸軍少尉(死後 陸軍大尉 二階級特進)

 外地潜入工作連隊 連隊参謀


 黒いフードとコートを纏った謎めいた雰囲気の女性。


 火属性魔法を得意とする魔術師。


 コンリナと恋仲にある。


 湯之沢城にてレナとエレザと戦闘、得意の火属性魔法で二人を終始圧倒するも、不意に飛び込んできたミレイユが放った散弾が数発直撃し致命傷を受ける。


 最期はコンリナと手をつないだまま息を引き取った。


 コンリナ


 階級:陸軍少尉(死後 陸軍大尉 二階級特進)

 外地潜入工作連隊 連隊本部副中隊長


 桃色のハーフアップの髪とデボラ並に長身な美女。


 ネラ同様火属性魔法が得意な魔術師。


 ネラとは恋仲にある。


 ミレイユが放った散弾が腹部に命中し致命傷を負う。


 そのままネラと手をつないだまま死を迎える。



 ベルキア・リレイ

 階級:陸軍少将

 所属部署(役職):デスニア帝国陸軍 第一次侵攻部隊長 → コンダート陸軍

 ※王国人物一覧を参照


 ユリーシャ

 階級:陸軍少佐

所属部署(役職)::デスニア帝国陸軍 第一次侵攻部隊参謀 → コンダート陸軍

 ※王国人物一覧を参照


 オイレンベルガ・ジークフリート

 階級:海軍大将(死後 特進 海軍元帥)

 所属部署(役職):第三艦隊司令長官


 対コンダート王国海戦で挙げた数々の戦功とその際に発揮していた指揮能力を買われ、普通なら20年以上はかかるはずの海軍大将に上り詰めたエリート中のエリート。


 キーレ沖での現代化されたコンダート王国海軍との艦隊決戦に一方的に負け、完全に戦意喪失するも、残った配下の船で何とか一矢報いようと抵抗を試みる。しかし、自身が乗る船に乗り込んできたヴィアラによって討ち取られる。



 エルクベレ・ブルメ

 階級:海軍中将

 所属部署(役職):第一艦隊司令官 → ?


 エンペリア王国と国境を接する帝国エルクベレ公領で生まれ、幼いころから軍の幹部でもある両親の影響もあって武芸に打ち込みそのままの勢いで軍の士官学校に入った、卒業後は領土の大半が海に面しているので船とかかわることが多くあったので海軍に仕官し、元々の才能もあって順調に階級も上げていった。


 婚約者は第三艦隊司令長官を務めるオイレンベルガ・ジークフリートだったが、王国キーレ沖海戦に敗れ戦死してしまった。


二人は士官学校内でも1、2を争うほどの美男美女でこの二人が付き合い始めたときは学園中が


 王国海軍との海戦の末、部下の裏切りに合うも、突如として現れた男に連れ去られ難を逃れる。


 その後の消息は不明




 エレクサンドラ・ガンテ


 階級:陸軍大将(死後 陸軍元帥 特進)

 所属部署(役職):南部侵攻軍司令官


 帝国西部を治めるエレクサンドラ家当主。


 見た目は非常に醜悪で肥満体質。


 様々な戦地で“女性狩り”と称し、自身の性奴隷を収集する悪趣味を持つ。


 軍人としては武闘派と知られ、軍内部でかなり有名。


 個人としては魔法の才能が高く上級魔法を使う事が出来、士官学校時代は常に学年トップを維持するほどの頭脳はある。


 そういったこともあり王国南部侵攻軍司令官に抜擢される。


 自身が指揮する部隊を王国の東北部から侵入させ、一時ウルス城を占領したが、占領から一週間の間にモンスターの大量発生による被害や謎の感染症が籠城していた配下に広がり、そんな中食糧と物資が枯渇し反撃することもままならない状況に陥ってしまう。


 ガンテは苦肉の策として帝国で開発されたばかりの肉体強化薬(通称“麻薬”)を配下に服用させ、さらにガンテが使う事の出来る“呪術”を配下にかけ、死んだ後も動き体が朽ち果てるまで生きた人間を襲うようにさせて、突入してきた敵を襲わせようという作戦をとる。


 “呪術”をかけたガンテ本人は自らも“麻薬”を服用してしまい、薬物中毒に陥っており、王国軍による奪還作戦の最中でも指揮を一切取ることなくウルス城のとある一室で自らの“所有物”と行為にふけるか少ない食糧を食べることしかしていなかった。


 最終的に行為中のところをレナに頭を撃たれ死亡。




 ハルト・カイル


 階級:帝国空軍大将 → コンダート王国空軍大佐 → コンダート王国空軍少将

 所属部署(役職): 帝国空軍南部航空方面軍司令官 → コンダート王国空軍南部航空方面隊付


 ハルト家長男


 父の影響を受け、幼少期を勉学と鍛錬に費やす。学校が行ける年になった時、本人のたゆまぬ努力もあって史上最年少で士官学校に入学、さらに飛び級して主席で卒業。卒業後はすぐに空軍に入隊、入隊後すぐに数々前線を経験し、数々の武功をたて、史上最年少で空軍大将まで上り詰めた。


 兄弟の中で唯一結婚しており、子供が二人いる。


 エレクサンドラ・ガンテとは対コンダート王国作戦のことで毎度意見を対立させるほど、相性が悪い。


 カルロゼに配下の部隊を送り込み攻め入ったが、コンダート王国軍の猛烈な反撃を受け部隊は壊滅。

 自身と残った部下達はそのまま王国軍に投降、一時臨時捕虜収容所に収容されるも、王国軍への転属と国王への忠誠を誓った事から、カイルの階級を大佐へと降格させ、部下と共に王国南部航空方面隊へ配属が監視付き許される。

 その後は何とか、母国に残る妻子に一刻も早く会えるように対帝国戦に身を投じれるように努力している。


 ハルト・キール

 階級:帝国陸軍中将 

所属部署(役職):北部侵攻軍第二次侵攻部隊部隊長 → ?



 キールは父アルセウスや長兄カイルの影響を受けて勉学に励み、帝国軍士官学校を主席で卒業したエリート中のエリートで、優秀な兄カイルに負けず劣らず、容姿端麗、頭脳明晰、文武両道という数々の褒め言葉が似あうような男だ。


 キールの実家ハルト公爵家は、代々王家に将軍として帝国ができてから長い間仕えてきた最古参の名家で、帝国で2番目に大きい領土を治めている。ハルト家当主のアルセウスは軍部ナンバー3の帝国軍最高軍事顧問を務めていて、長男のケイルは軍で大将を務め、コンダート西部を攻める総指揮官を務めている。キールはそこの次男坊で、その下には長女のミルヴァがいる。


 ハミルトン城攻略作戦では、リレイ達の裏切りと王国軍の戦車部隊の突撃によって配下の部隊が瓦解。王国軍が指揮所に迫ってくる前に部下達に無理やり撤退させられ難を逃れたが、その後行方が分からなくなり戦死扱いを受ける。




 ハルト・アルセウス


 階級:陸軍元帥

 所属部署(役職):帝国軍最高軍事顧問


 ハルト家当主でカイル、キール、ジェスタ、ミルヴァの父。


 年齢は70歳を超え、軍内部では最年長。


 陸軍の全権力を握ると共に、各軍全体にも強大な影響力を有する。




 ハルト・ジェスタ


 階級:陸軍少将

 所属部署(役職):南部方面軍第25軍団司令




 ハルト家三男

 ハルト・ケイル空軍大将が指揮する作戦に参加しコンダート王国に攻め入る。



 ハルト・ミルヴァ

 階級:海軍大佐

 所属部署(役職):海軍情報参謀部諜報課長


 ハルト家長女


 出雲国南部領土侵攻作戦に参加していたが、コンダート王国の介入により作戦は失敗。作戦失敗したことで本国に帰還しようとしたが、上陸してきたコンダート王国海兵隊にとらわれ、デボラと同じ捕虜収容所に収容される。



 アレクシドロ・メテス

 階級:海軍中将

 所属部署(役職):海軍第10艦隊 司令長官


 エレクサンドラ・ガンテ陸軍大将のお気に入りで対コンダート王国作戦時には彼の作戦に呼応し、海上から援護する形をとる。


 ガンテ戦死後は配下の艦隊を指揮し、コンダート王国海軍に挑むも、現代化した王国海軍に勝てるはずもなく、一方的が攻撃を受け敗走。




 エオルゲ・フィーセン


 階級:陸軍大尉

 所属部署(役職):陸軍諜報局第二部戦闘諜報大隊第一中隊長


 出雲国に潜入し奴隷商人として活動を行う



 出雲国


 遠城帝


 本名は遠城司


 出雲国の皇帝であり、国内最大最強の大名である遠城家23代当主


 文武両道で一武将としても一知将としても知られる。


 筋肉だるまのおっさん、家族思いで義理堅い良い人、ビックダディ。


 正室に菊姫がいる、夫婦仲が非常によ過ぎて側室はいない。


 息子が三人(連・務・縁)と娘が二人(千代・美鈴)いる、そのうち長男(連)は次代当主候補


 ワタに対しては心強い友として思っている半面、お互い日本酒好きということもあってよい飲み友のような関係を築く。


 銃や戦艦等の近現代兵器に関して非常に興味を持っていて、その兵器一個一個の説明を求めるほど。


 すぐにでも同じものをもってともに帝国に打ち勝ちたいと思っているが、さすがに関係の浅い出雲に対してはそれはできないとワタに一蹴され、有償軍事援助協定を結びコンダート王国から見て旧式化した兵器の供出にとどめた。


 ただ、そのことには同意見だと思った彼はそのことに対して異議を唱えなかった。


 コンダート王国訪問時には千代の勧めで新幹線や電車に乗り大いに興味を抱きこれもすぐに取り入れたいと即日ワタに懇願したほど(しかし、軍事同様まだ関係の浅い出雲にはそれはできないとこれも一蹴、それこそ新幹線や電車は友好関係の歴史が長いエンペリア王国でさえ使っていない物を導入はさせられないと言われ最終的に断念)


 信用と信頼がないならばと今後も両国の深い付き合いを進めていくように努めようと考えている。




 千代姫


 遠城家の一卵性双生児の姉


 出雲国の民族としても家系内でも女性でも珍しく長身(約160㎝、平均140、最高160)で体つきは豊満な胸とすらりと伸びた細い脚、黒髪を背中まで伸ばしハーフアップにしてある。


 剣術や体術などの近接戦闘が得意とする。


 コンダート王国と出雲国間の政略結婚としてワタの側室入りする。




 美鈴姫


 遠城家の一卵性双生児の妹で姉に千代姫がいる。


 外見は姉と瓜二つで、見た目だけで見分けるのは非常に困難。


 姉との違いは弓・鉄砲・砲術などの遠距離攻撃や回復魔法や状態異常回復などの支援戦闘が得意こと


 姉同様コンダート王国と出雲国間の政略結婚としてワタの側室入りする。




 館浜琴音


 所属部署(役職):元館浜家当主 元海軍奉行 元原山崎城城主  


 出雲国では珍しい特徴をしており、まず髪は赤くその赤毛をロールアップにし、特筆すべきはその周辺にいる兵達が平均して150㎝あるかないかぐらいなのに対して彼女の身長がゆうに170を超えていることだ、


 さらに提督の目が最も奪われているのは彼女の豊満な胸で、その大きな胸は陣羽織の上からでもはっきりと主張している。




 見た目は20代前半だが、実際は700年以上生きている(遠城家9代目時代から遠城家の家来として仕える)


 そんな超高齢で長く当主を務める彼女だが、そのことを館浜家の人々や館浜家の家来たちは誰も咎めるものや貶めようとする人はいなく、むしろ館浜家をこれまでにわたって守る守り神的存在として崇拝しているぐらいだ。


 細くキリリとした目つきで、目じりには赤いアイシャドウが塗られている。


 普段は人の姿をしているが、気が抜けたときや居城内では妖狐(九尾)の姿をしている。


 その理由として、妖狐は出雲国内では非常に珍しく、その存在自体幻とまでされているほどで、捕らえて売れば非常に高値で売られる為、その姿を隠している。


 妖狐の特徴は基本的な外見は人と大差ないが、頭頂部に狐の耳、伸縮可能な爪(刀をはじくほど固い)尾てい骨付近から狐の尻尾が生えていて、毛の色はすべて金色(金狐きんこ)か銀色(銀狐ぎんこ)


 妖狐はこの尻尾の本数が多ければ多いほど魔力や戦闘力が高い、最大で九本、ほとんどが銀狐で、金狐は非常に稀なので金狐で九尾の彼女は妖狐の中では最強。




 通常時は出雲国海軍第一艦隊を率いる提督(コンダート王国海軍での階級制度でいうと海軍中将相当)


 また、館浜家女当主として原山崎城とその周辺地域一帯(500万石)を治めている(日本でいうところの神奈川県西部全域、相模湾に面する全地域、多摩地区全域、伊豆大島)。


 館浜家は代々遠城家に仕えていて、元々海軍(少し前までは水軍)が強い家なので今は遠城家の海軍奉行として活躍している。


 海軍が強いのは、館浜家領内に海に面する場所が多いことと、沿岸部から少し離れたところに島の領地を持っていたため海軍が発達した。


 現在はコンダート王国国王の側室になる為、千代姫や美鈴姫と共に王国に向かった。


 その後の館浜家や海軍奉行は養女に引き継がせた。




 桐生忠信


 所属部署(役職):大老


 遠城帝に仕える大老、桐生家も代々遠城家に仕えて来た家臣の一人。


 今回コンダート王国との交渉の席を設けるよう進言した張本人。


 対帝国に強硬的な姿勢を貫き以前帝国の特使が訪れたときその場でその特使を切り捨てるほど。


 大老という重役でありながら、まだ若く30歳。色を好まず独身を貫く


 性格は一度決めたこと進めたことは最後までやり通す(要は頑固)




 雲上幸常


 所属部署(役職):雲上家当主 空軍奉行


 遠城家に代々仕える雲上家の現当主で空軍奉行を務める。


 雲上家は天狗の一族で古くより人族と友好的な立場をとって来た。


 遠城家には航空戦力を供給しており、そこには天狗以外に龍人族や鳥人族も多くいる。


 見た目は人間とほぼ同じで、黒い羽を背中から生やし、夜目が効き昼間は5㎞先まで見える視力を持つ。


 航空機を見た彼は「これではだれでも空を飛べてしまう」という恐怖感と嫌悪感を示し、やや王国に対して否定的な目で見る面もあるが、基本的には友好的に接してくれる。


 現遠城帝とはものすごく仲が良く、ほとんど毎日酒を呑む仲。


 正室が一人、側室が二人、嫡男が3人、娘が5人いる。






 山路成久


 所属部署(役職):山路家当主 陸軍奉行


 遠城家がまだ足軽大将だった時から長く仕える最古参の山路家現当主、70歳を超えるが隠居せず常に現場に立ち続けようとする長老。


 火薬や火縄銃、大砲(前装式)等の兵器を自身が開発し、それをいち早く実戦配備させ戦闘能力を大幅に強化し、遠城家を躍進させた功労者


 そして、コンダート王国の持つ兵器に誰よりも興味を持ち、それを何としてでも手に入れようとする。


 好奇心の塊。


 研究や開発に熱中し過ぎて、恋も知らぬまま年を取ってしまった為(今これを本人は大いに反省している)、養子が一人居るのみ。


 次期当主は弟の長男がなることになっている。




 北条時忠


 所属部署(役職):北条家当主 北方領土守護


 北条家現当主


 北条家は北方領土(日本でいうところの北海道全域、青森、岩手、秋田、宮城)の守護を命ぜられている(北方奉行)遠城家とは初代から南条家とともに長い付き合いで、そのこともあって現遠城帝から絶大な信頼を得ている。


 広い領土を持つ関係上昔から陸上兵力が強い。しかし、山間部が多い為、その山奥に反政権派(現体制反対派とも、中央集権制を好ましく思わないものが多い)や反遠城派(中央集権に関しては反対ではないが、遠城家に私怨がある)の隠れ家が点々としており、時折山を下りてきて集落を襲い食糧の略奪が起きている。


 それを鎮めることに兵力を割いてしまっている為、対帝国戦にはほとんど参加できていない。


 その為、時忠は主君に恩を返せない日々を送りかなり苛立ちがたまっている。




 南条里氏


 所属部署(役職):南条家当主 南方領土守護


 南条家現当主で南方領土(日本でいうところの九州全域、沖縄、台湾)の守護を命ぜられている。


 遠城家とは初代より北条家とともに長い付き合いがあり、そのこともあって首都から離れた土地の統治を任されている。


 統治している場所がすべて海で隔てられている為海運業が盛んで、それを警護する関係上海軍兵力の割合が大きい。


 しかし、帝国による侵攻によってそのほとんどを失ってしまい、今まさに窮地に立たされている。


 その応援として、琴音が向かうはずだった。


 コンダート王国との間に有償軍事援助協定を結んだあとは集中的に艦艇を彼の領地に配備させた。




 山本直義


 所属部署(役職):山本家当主 外事奉行


 遠城帝からは外事奉行(=外務省)を任されている


 山本家は遠城家の親戚で、長い間遠城家と他家との間の話の取次を管理している家柄で、親戚ということもあって信頼が厚い(裏切ったとしても全員の顔や土地が知られてる以上逃げることがほぼ不可能)


 家柄情報を多く扱うことが多いので、配下には多くの忍者衆を抱えている。


 なので現政権の情報機関としての任務も併せ持っている。


 錦上頼政と赤城稙宗の動きは常時キャッチしていたが、王国側の動きが完全に追えなかった(車で移動した為物理的に追えなかった事や越後城に行く前にこの情報を伝えられなかった)為、越後城襲撃が未然に防げなかった。


 しかし、海軍のネイビーベレーはこの情報をすでに得ていて赤城勢の夜襲があることはわかっていて、


 艦隊司令部にも伝わっていた、ただ、その詳細を伝えようとしたときに通信機器の不具合が起きてしまった




 錦上頼政


 反遠城帝派筆頭。


 常に遠城帝の失脚を狙い、策をめぐらす。


 裏で帝国とつながっており、エオルゲ・フィーセンを国内に引き入れたのも彼。




 佐川望実


 反体制派の主導者で館浜湾砲撃事件を発案したのも彼。


 彼は佐川家当主で遠城帝による執政を現在も否定し、抵抗運動や親遠城派に対して襲撃を何代にもわたって続ける。


 佐川家は遠城家とは古くより犬猿の仲で遠城帝による全国統一に最後まで抵抗していた。


 現在は周辺からの説得により一応は自分の治めていた領地を一つの国の一部として渋々認めている。






 伊勢崎十史郎


 遠城家の旗本で伊勢崎家現当主。


 旗本の中では最大の兵力3千を有する。


 有事の際に一番早く動けるように常に武装している。


 コンダート王国使節団が上陸してきた際、初めて王国軍と接触した人物。


 十史郎は彼が師範を務め伊藤流と呼ばれる流派。


 “一文字斬り”という名の抜刀術を得意とする。




 越之城範頼


 遠城帝の実の弟


 越之国守護大名で湯之沢城城主も務める。


 妻に弥々がいる。


 古くからの忠臣を攻めて来た帝国軍によって殺されてしまう。



 旧中央諸国連合


 イミテア王国国王


 彼は40歳と他の諸侯よりは若いながらも、父である先代王から引き継いだこの国と諸侯を持ち前の頭脳で率いている。

 そんな彼には妻と4人の子供がおり、そのうち第一王子と第二王子は帝国陸軍将校として仕えていて、第二王女は帝国で大きな力を持つハルト家の長男の元へ嫁いでいる。


イミテシア・シエスタ


イミテシア王国第一王女

 第一印象はクールで大人しく物静かといった印象だったようだ。

 その時に王女と遊ぶ機会もあったそうなのだが、イミテシアの王女は運動が大の苦手だったようで、ローザは木の剣でチャンバラごっこのような事をしようとしてできず、結局お花摘みや紅茶を飲みながら話をするだけ


 彼女は武術や剣術等体を動かす事が得意でない分、学術や政治に関しては才があり。最近ではその才能を買われ会議等の政治の場に呼ばれることがある



何か不都合な点やおかしな点がありましたらご意見くださると助かります!

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