表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星空指数100  作者: マリーミチコ
4/20

天文部存続


 翌日、大学の食堂で休憩をしていた柊二と俺のところに香世が大慌てでやってきた。

「先輩達!早く早く!部室に来て」

「いったい何があったんだよ、香世」

「ほら、早くドア開けて」

 俺達は部室のドアを開けた。

「あのー、入部希望なんですけど…」

 二人の入部希望者が部室に来ていた。

「私達、昨日の学祭でプラネタリウムを見て感動したんです。ぜひ入部させてください」

「大歓迎だよー部長の工藤です。これで俺達が卒業しても廃部にならなくてすむな。部員が五人以上いないと廃部になるって言われてるから」

「俺は副部長の木崎。入ってくれてありがとう」

 柊二は早速、キャンパスが別の七星にメールを送った。香世も二日酔いで休んでるさやかに、俺も真鍋に連絡をした。みんな喜んでいた。

 

 後日、12月のふたご座流星群の観測会の計画をするのに部員が集まった。今年は好条件だから天気さえ良ければたくさん見られる。新入部員にとっても初めての観測会。そう…みんな楽しみにしていたのに…


 12月14日、ふたご座流星群の観測会が決定した。柊二は5月生まれでふたご座だから余計気合が入っている。

「じゃあみんな、14日土曜日の夜9時に星の山公園に集合な。暖かい格好で来るように」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ