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スクールゴーストバスターズ  作者: もぐのすけ
第1章 出会い編
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プロローグ

  幽霊がいるかいないか。

  そんな事は何百年も前から議論されている。

  幽霊の存在に賛成派は、証拠のビデオや写真、実体験の話を否定派に突き付ける。


  しかし、否定派はいくら証拠を持ってこられても賛成派にはならないだろう。


  テレビ番組で心霊スポットに取材に行き、こんな心霊現象に遭いました!なんて放送しても、どうせ演出だろうと、馬鹿馬鹿しいと、見るのを止めてしまう。


  なぜか。


  それは自分が幽霊を見た事がないから。


  見えないものは信じないし、体験しない限りその考え方は変わることはないだろう。

 百聞は一見にしかずということだ。


  幽霊は、いたら怖い。

 そんな理由で否定している人もいるはずである。


  ただ、俺は幽霊がいると思っている。


  いや、思っているとかそんなフワフワした考えではなく、間違いなく幽霊は存在する。


  なぜなら、実際に見えているから。


 見えてるし、なんなら実害も受けてる。


 だから一応、幽霊存在に賛成派ということになるんだろうな。


 ただ、存在に賛成なのと、存在していることに対して許しているかは話が別だ。


  俺は一度死んだ人間が現世に留まって、生きている人間の足を引っ張っているなんて不条理は許さない。


  霊は全て、善悪問わず除霊対象なんだ。


 ーーーーーーーーーー


 私立鷹山高校。


 僕が通っている高校だ。


 ハッキリ言って、僕はこの学校に行きたくない。


 虐められているから、友達がいなくて孤独な毎日を過ごしているから、そういったよくある理由なんかじゃない。

 確かに友達はいないよ。

 入学して1ヶ月も経つのにお昼は未だにボッチ飯だし、僕の名前すら覚えられていないのかもしれない。


 でも、そんなことはどうでもいいんだ。

 むしろ誰も僕に近づかないほうが助かるかもしれない。


 なぜなら僕には霊が見えているから。


 見えてるだけじゃなくて実際に接触もするし、ここぞとばかりに僕を見つけたら向こうから干渉してくる場合もある。


 放っておいてほしいのに、向こうは僕を放っておかない。


 そのせいで僕は大切な親友を一人失った。


 嫌だ。


 もう霊とは関わりたくない。


 なのに、鷹山高校にいると関わらざるを得ないほど出会ってしまうし、最近は顔が半分グチャグチャな女の子が突然近くにいたりして心臓が止まりそうになる。


 だから僕は学校に行きたくないんだ。


 幽霊が普段から見えてるからって、慣れたりなんかしないし、怖いものはやっぱりいつまで経っても怖い。


 …………いつまで身が持つか分からないよ。



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