衝撃!地球最後の日!!
練習のために十五分で書きました
「私は地球を滅ぼしにやってきた宇宙人だ!」
「ふーん」
「なんだ、その反応は? 怖くないのか? 恐ろしく感じないのか?」
「別に」
「私は地球人を三分で殺せる毒ガス兵器を持っている。核兵器の数百倍の威力を誇る爆弾も保有しているのだぞ!!!」
「凄いっすね」
「…それだけじゃない。わが母星の誇る数百億隻の艦隊は、太陽系を覆い尽くすほどの巨大さを誇る!!」
「へぇ」
「……その一斉射撃は銀河一つ消し飛ばすほどの破壊力を持つのだぞ!」
「あまり実感がわかないっすね」
「………お前達はこの銀河系で最も野蛮で殺戮を好む民族だ。銀河連邦の下した判決を教えてやろうか?」
「いや、興味ないし」
「…………お前達は地球を滅ぼされた後、奴隷となって辺境の星で一生を過ごす予定だが」
「なら自殺しますね。働いたら負けだと考えてますから」
「お前…大丈夫か?」
「一応健康。風邪を引いたのは数年前っすね」
「ちゃんと栄養価十分で、美味しい物食べてるか?」
「コンビニ弁当買う金無いから自炊だし」
「満足な生活を送れているのか?」
「と言われましても彼女も居ないし欲しい物が買えない現状では…生まれてからこの先ずっと不景気だし……
生きていて良かったこともないし…税金だけは上がっていくし………」
「…そうか、強く生きろよ」
「うん…」
「それと、やっぱり地球滅ぼすのは止めとくわ」
「えっ!?」