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大好物のラーメン

掲載日:2026/04/02

 私は自分の中の達成感から、お腹が空き外食を決めた。

 ご褒美は、近くの中華屋さんで良いだろう。


 歩いていると、ふとラーメンの匂いがした。

 あの、麺を茹でる時の匂いがした。


 私は病み上がりの身体を引っ張り、遠出する。バスに乗り2駅先のラーメン屋まで。



 バス停に到着して時刻表を見ると、バスの停車時間だ。バスはすぐに着た。



 そうか、私は今幸せなんだ。

 お腹が減り、大好物を食べに行くのだ。


 お礼を書かなきゃ、私は心の中の筆をとる。


 内容を考えていると、バスは目的地に着いた。

 歩いてお店に入り、ご褒美のラーメンを選ぶ。ライスと共に。



 店は丁度空いていて好きな席を選べる。


 私は食券を置き、初めてのラーメンでこう言うのだ。"硬め、普通、普通で"、お願いしますを忘れてしまった。

 麺が茹でられる匂いが、鼻をくすぐる。


 到着したラーメンとご飯に目が喜ぶ。

 まずはスープを口に、すぐにほうれん草を運んだ。

 美味しい、ご飯を一口。


 口が落ち着いてから、麺を弾力を楽しんで噛み切り、飲み込む。


 病み上がりの胃は、縮んだ胃は"もっともっと"とせがむ。

 少しずつ食べて、胃を幸福で満たす。


 大好きな味玉も、トロットロだ。

 チャーシューも柔らかくて美味しい。


 余韻を流し込む水が、少し勿体無く感じる。



 いつ以来だろう。ラーメンがこんなに美味しいのは。多分、昔自転車を漕いで30分以上掛かるラーメン屋に着いて食べた時以来だ。


 私は、今まで大好物のラーメンを流し込んでいたのかも知れない。


 最後まで食べ切ったラーメンのどんぶりと茶碗を返し、席を拭く。


 ご馳走様でした。

 

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