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その【戦闘描写】、敵役がボーリングのピンになってませんか?

かっこいい、戦闘描写が見たいのさ~


永遠のテーマかもしれない戦闘描写です。

ざっと思いつくのは “敵役はボーリングのピンではありません” という点です!!


小生が思う最大のポイントは悪役や敵役に活躍させてあげる事です。そして、筆者として愛してあげないといけませんね(;'∀')


酷い時とか、本当にボーリングのピンですよ?

魔法とか当たって飛んでいくのです。


攻撃する → 敵が飛ぶ → 攻撃する → 敵が飛ぶ

あかん、アクションが無い…… orz


実際のところ俺TUEEEだと戦闘描写は単調になってしまうので、具体的な動きなどが欠けてしまいますが、其処に注意してやれば良いのです。


あと、俺TUEEEな物語で敵役を活躍させてあげるには噛ませ犬が必要です。雑魚相手に活躍した敵が主人公にあっさりと捻られる点に物語のカタルシスが生じます。


有名どころだと丸山くがね先生などがこの手法では秀逸です。

ただ、それにしても精緻な描写は必要ですね。


その為には各キャラクターの特性を考えて行かないといけません。

性格なども戦闘に影響します。


猪突猛進型なのか、専守防衛型なのか、はたまた慎重派とかもアリです。

そして武器によって動作が変わりますね。


ショートソード&バックラーなら、盾を前面に距離を測り、相手の攻撃を弾きながら後の先を取るとか、取り回しが利くためにショートソード自体が防御に使える点も忘れてはなりませんね。そして、基本戦術は攻撃を誘ってからのパリイングで体勢を崩し、懐へ飛び込んでの斬撃などや、至近距離だと膝や剣鍔を使った打撃もアリです。


長剣ならば基本は両手持ちですから、間合いが重要ですね。防御は基本的に受け止めていなす形で、そこから攻めに転じる流れなど如何でしょうか? 斬撃にしても横構えからの薙ぎ払い、切り返して首を狙う。


又は上段の構えからの袈裟切りを相手に受け止めさせた瞬間、刃を押さえつつ剣先を滑らせて斜めに切り抜け、即座に手首を返して胴払いに持っていくとか。← 因みにこれ変則的な “ツバメ返し” です(笑)


書き出したらキリがないほど色々とありますが、思い付きで書いている訳でなく、居合や西洋剣術などの資料に沿った内容で人体の構造的に繰り出せる範疇です。


ここで “乙女の構え(イタリア剣術)” と聞いて、大剣を肩に担いだ大男を想像した人!ちゃんと戦闘描写を書こうという心意気のある筆者様ですよ!!


そして、何気にイタリア剣術かっこいいのです。

ルネッサンス剣術(双剣術)の達人で傭兵隊長、黒のジョヴァンニとかね!!


なお、当時の剣術書などによれば鍔迫り合いからの組討ちは常識で戦いの華なのです。相手の得物との接点を中心に半回転させて剣柄で顎を砕くとか決まれば美しいですよね。


あぁ、語り出したら西洋剣術だけで終わってしまいそう(;'∀')


他にも槍術、弓術、刀術など色々ありますが、その構えや技など書き出したら止まらないので簡単な例だけを……


槍術ですと腰だめに構えて突く動作以外にも、意外と叩く事が多いのです。穂先の下の部分が太刀打ちと言って、そこを叩きつけて相手の得物を弾き、素早く突き込むのが基本動作でしょうか? 薙刀ですと、やや傾けた斜めの状態で旋回させて遠心力を付けた斬撃を繰り出すとかもあります。確か動画でも居合で切るようなアレを切断していました。


弓術も動画で速射などがあるので、その動きを研究できます。ただ、人によってスタイルが結構違うようで、左手に弓と数本の矢を握り込み、右手で番えて連射する人もいますし、右手側に複数の矢を持つ人もいます。変わりどころでは口で咥えているとか(笑)


刀術では如何に流麗な剣筋で相手の一撃をいなし、切り返すかを中心に考えればいいと思います。構えにしても八相、正眼などありますが、お勧めは霞構えです。


なにせカッコイイ!!


半身で相手と向き合い、側頭部に持ち手を添える形で、峰を下側、刃先は上に、正面に刃を突きだした構えです。その状態から半身を返しつつ、袈裟に斬り込むと威力は高そうですし、突き込みもできそうですね~


後、一撃に懸けるのならば虎振りの構えです!!


脇構えでやや腰の位置を下げ、限界まで身体を捻って剣先がトラの尻尾のように背中越しに見える状態から全身の発条を使った逆袈裟切り!


拙作でも使いましたけど、外すと隙が大きいのです(;^_^A

とまあ、書き出したらキリがありません。


正直に言いましょう!!


各種武器の資料集め、動画鑑賞、総合格闘技、柔道、空手、ルチャリブレ、ゲーム動画、はたまたアニメでのキャラクターの動きのスローモーション分析などに総計60時間近くをぶっこんでいます。


それでも戦闘描写が上手くならないのは何故なのでしょう(笑)

宜しければ参考にしてやってください('ω')ノ

次回も戦闘描写になると思います!


サンプルとして拙作 ”コボルト無双” の

『ルクア村での模擬戦』(2018/11/6更新)を提示しておきます♪

剣術や虎振りの構えの描写が成されています。下記のリンクから興味のある人はどうぞ。

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