【雷系魔法】について冷静に考察したら、ライトニングボルトとか貫通力が無かった件
ここ最近は雷魔法の描写をするため、結構まじめに考えていました。某小説で狭い通路にて追い掛けてきた敵勢に対して、ライトニングボルトで撃滅するシーンを読んだとき、然したる違和感も無かったのですが…… 自分で書くとなれば話は別です(=_=)
余談ですが、読む時の私は小難しい事など考えず、特になろう小説を読む時は頭からっぽにしています。
ただ、やはり書き始めると矛盾に気付いてしまうのですよぅ。
恐らく “相手が接地している限り”、直進する雷撃は最初に当たった人物を黒焦げにして、かなりの部分が大地に流れていくと思います。えぇ、人間避雷針といった感じでしょうか?
その場合、直撃雷から側撃雷が発生しますので、左右にいる人たちが危ないのです(;’∀’)
なお、比較的に安全だと思える位置は少し離れた真後ろです。
避雷針の保護角を基準に安全範囲を考えるのが妥当かと…… 要するに雷撃魔法は貫通系とは言い難い性質を持っています。直雷撃が最初の一人を斃し、派生した側雷撃が左右にいる相手も仕留める印象です。
もう少し言及すれば、小説で相応に見受けられる “お迎え放電” を利用して雷魔法を捻じ曲げる描写ですが、これも残念ながら死んじゃいますね。
周囲に魔法で浮かべた小型の雷球などを誘雷物質とするなら、それと自身の間に魔法障壁とか展開してないと直雷撃は兎も角、側雷撃で殺られる確率が高いのです(´;ω;`)
今まで読んだ作品では脳内で勝手に障壁を補完させていました(笑)
ついでに雷魔法が当たって爆発する描写も見かけて気になって調べましたけど、これは有り得る範疇でした。雷が当たった物体の構成次第では、瞬時に過熱された保有水分が水蒸気爆発を引き起こします。
間接的ですが、雷魔法を喰らったモンスターが爆散する可能性は否定できません。
…… 私はファンタジー小説の世界で何を物理的に考えてるんでしょうね( '﹃' )
取り敢えず、最後に纏めましょう。
※雷魔法は最初に当たった人が避雷針になるので、貫通系ではなさそう。
※側雷撃怖い、隣にいたら死ねますのでストリーマ現象で逸らすときは防壁が必要
※雷魔法が当たったら、液体過熱による水蒸気爆発は有り得ます。
以上、創作の参考になれば幸いです♪
そんな無駄に細かいところまで、意味不明なまでの時間を投じて書かれている拙作たち(*'▽')
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