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最初に

 先日、なろうでとある方から作品が難解であるという指摘を受けたので、カクヨムの方に既に上げていたこのセルフ解説を上げることにしました。


 僕はそもそも作品を読者が理解できるか気にしてません。むしろ、たまに全部お見通しの上で感想頂くと、その度に「やられた!」と思ってしまうくらいです(もちろん嬉しいです)。なので、全部分からなかったけどこういう表現良いですねとかその程度でも滅茶苦茶喜びます。

 ただ自分がそう思っていても、「解釈違いのコメントをどう思っているか分からないので感想が書きにくい」という旨の指摘にあるように、確かに読者への配慮という点微妙でした(自分的には解釈違いでもそっちの方が面白いなと思うこともあるので好きです)。


 作品が難解なのは良くないなとは思っていましたが、作品としての方向性はこのままで行きたい。

 その問題を解決するためにセルフ解説という方法を取り入れてみました。

 セルフ解説は何かと受け入れ難い方もいると思いますが、それについては「最初に」で言及しています。


 という訳でなろう版「諸作品の解説的な何か」です。よろしくおねがいします。

 自分で自分の小説を解説する、即ちセルフ解説をするのはご法度だと言う意見があるかもしれません。理由は主に、


 ・作品の解釈を狭めてしまう


 ・解説が必要なのは描写不足


の二つでしょう(他にもあるかもしれませんが知りません)。


 一つ目に関しては、作品そのものに触れず、間接的に書くので問題ないという弁明をさせて頂きます。解説といっても、自分がどういう感情を持って書いたとか、どういう背景があってこういうものになったのか、そういうことをここで書いていきます。


 二つ目の方は、そんなことはないとしか言えません。この意見は、一つ目と同じ結論には至っていますが、根本が対極に位置するものです。論理さを求める文章ならその意見は当然の反論と言えますが、文学的な文章にそれを求められたら、何も残りません。解説が必要ない文章は、小説である必要もないので、僕なら論文にして書きます。


 著名な作家の文章なら多くの評論もつくでしょうが、ネットで名も知れずやってる文章を複数回読んでくれる人は少ないでしょう。誰にも気がついて貰えないと嘆くくらいなら、解釈を狭めない範囲で自分で仄めかす。僕はそういうスタンスでやっていこうと思います。


 そして、僕はもっと他の人のセルフ解説を読みたいと思っています。作者の背景が分かれば、もっとその作品を楽しめると思います。


 このマッチポンプが、セルフ解説の普及に一石を投じることになれば、と切に願います。

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