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俺、転生することになりました!
彼、三河 遊馬17歳。
成績は中の下、運動そこそこ、彼女ナシ…
少し内気な所はあるが何処にでもいるような普通の男子高校生であった。
彼はある日の帰り道、電線工事の事故に巻き込まれ死んでしまった。
死の間際、走馬灯が駆け抜けるなか彼は思った。
「あぁ…どうせ死ぬならば、もっと積極的に楽しく生きる努力すればよかった…」
「その願い叶えてあげましょう。」
「え?」
死後に出会ったのは美しい女神……
ではなく、厚化粧でややふくよかな体型のオバ…お姉さんであった。
そのオバ…女神のお姉さんの話を要約すると、どうやら不幸な少年を不憫に思い転生という特別な手続きをしてくれるらしい。
「まるでゲームや漫画のような魔法のある世界に転生できる」
その言葉に少年は柄にもなくワクワクしていた。
これから始まるファンタジーな世界…
「では、遊馬さん良い転生人生を…」
次に少年が目を開けた時そこは……
「えっ!?」