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変わらないな
主人公の口調がかるくなってきてしまいました(^-^;
「~であるからにして~つまりすなわちこれを~」
相変わらずの長い学年主任の話。これは校長先生に匹敵するのではないか。ちなみに中身は薄っぺらいのが特徴です。
ドサッ
おっとだれか逝ってしまったようだ…ナムナム
ドサッガツ
ん?今ヤバい音しなかった?
隣の生徒に話を振る。そこにはなにもいなかった…俺が人がいないことに気がつかないだと!?
「キミ、誰に話してんのさ。」
笑われた。
「誰ってそりゃあ俺の心の友である速水さんに。」
「欠席だって。なんでも病弱らしいよ。可哀想。」
なんて言って速水さんを哀れんでいる彼女は三宅ユウコだ。
「では今日はこの辺で。」
お、終わったみたいだ。
この後はこの後で、ただの授業か…怠
いな。
授業中落書きをしていたら今日の授業を全く聞いていなかった。なんてことは日常茶飯事だ。やれやれ、学校は変わらない日々だ。毎日毎日たいしてかわりもしない日々だ。俺がなにもしなければ、特になにも変わらない…
三宅ユウコ。
ユーコ。