退屈から窮屈へ
親睦会が終わって三日がすぎた。
一度だけ親睦会の次の日に学校に行ったけれどそれ以来僕は家でゴロゴロしていた。
必要な授業は時間割をまとめた時に週はじめにまとめて詰め込んだ。そうすることで僕は授業の日とその他の日にちが喧嘩しないようにしていた。
けれどそれは誤算だった。
やってみて初めてわかったが、なんの予定も入れていないと週末は暇すぎる。
とりあえずゲームをやってみたけれど全然敵を倒せないしなんだか飽きたしでちっとも楽しくない。
そもそもこんなにタフな敵と戦うのに時間制限いないというシステムが僕には厳しすぎた。
何度も何度も下準備を重ねて挑んでは見るけれどやっぱり勝てなかった。
何十回も負かされて、疲れたので休憩のつもりで後ろに倒れ込むとケータイのランプがチカチカと点滅しているのがわかった。
緑色なので誰かからラインが来たということがわかって、ホーム画面で確認してみるとよろしくお願いしますと小林さんから送られてきていた。
なんで昨日じゃなくて今更なんだろうと思い開いてみると送らてきたのが昨日の二十三時で驚いた。つまり今更送られてきたわけではなく、僕がずっと無視していただけだった。
「ごめん、今気づいた」
僕が送るとすぐに既読がついた。「こっちこそ夜遅くにごめんね」
「いや、気づかなくてごめん」
悲しいことにごめんと連呼してしまう。
「今日、講義は?」
「もう終わったよ。そっちは?」
「僕は今日はないから家でゴロゴロしてる」
「羨ましいなー」
「まあ、でも明後日から三日は講義入れてあるから忙しくなるけどね」
「あ、一箇所にまとめてるの?」
「そうそう」
「坂井君すごいね。あたしそんなことしたら死ぬかもしんない」
「え、そんな大変?」
「うん。すごい疲れちゃった」
「そうかぁ。大丈夫かな」
「大丈夫だよきっと。案外なれちゃうんじゃない?」
小林さんに励まされてもそれこそ今更で、僕は明後日からの講義の日程に少し怯えだしてしてしまった。




