23.第二次市民戦争5
BLM(Black Like Monsters )の背後には彼らを前進させる為、督戦隊の役割を持つアライグマ一家が控えている。
彼らの先頭には、盾の代わりなる木の枝の束や、鉄板などを持った人々がいる。
「前進しろ!」「前へ進め!」
鉄仮面兵たちの怒号がBLM(Black Likes Monsters)を急き立てにるが、砦からは激しい銃撃が続き、次々と赤唐辛子入りの小袋が投げ込まれている。
今回は後退すれば、後ろに控えている鉄仮面兵のアライグマ一家に射殺される。
それでも赤唐辛子で後退する者は後を絶たず、次々とアライグマ一家の鉄仮面兵に射殺される。
砦からの攻撃より、アライグマ一家の鉄仮面兵に殺される者たちが多くなってから暫くすると、鉄仮面兵たちが砦からの射撃で倒れ始める。
後ろにいた鉄仮面兵たちが倒れるとそのグループは、直ちに蜘蛛の子を散らすように後退する。
他のグループを担当する鉄仮面兵たちも自分が担当するグループを前進させる為に必死だ。
そしてとうとうあるグループが砦に取り付く。
白兵戦への移行だ。
砦のあちこちで射撃が行われ、人々が死んで逝く。
その中で、ラスケルが叫ぶ。
「鉄仮面兵を倒せ!奴らの足元を撃て!」
ラスカルが鉄仮面兵の足元を撃ち、仰け反るところを撃つ。
背後の鉄仮面兵が撃たれて、その担当するBLMはすぐに逃げ出す。
ちなみに、何人かの鉄仮面兵が以前の戦いで死亡しており、その装備には赤色が塗られてシェーンやモーガンたちが利用している。
生きて砦側に参加したのはラスケルだけだ。
つまり、黒白の腕章を付けた鉄仮面兵と赤色の鉄仮面兵がお互い殺し合いをしている。
その様子を見ていたラクーアは零す。
「このままではらちがあかん。」
ラクーアは自分を護衛する鉄仮面兵たちと共に砦へ向かう。
ラクーアは、赤色の鉄仮面の装備を付けたラスケルに対し3名の部下たちを割り当てる。
「あの赤の注意を引き付けろ!」
更にもう一人の鉄仮面兵に言う。
「あいつの背後に回って殺せ。」
ラクーアはそのように指示する。
3名の鉄仮面兵がラスケルの注意を引き付け、その間にもう一人がラスケルの背後に回る。
ラスケルは気づかない。背後から鉄仮面兵がラスケルを狙う。
背後に回った鉄仮面兵がラスケルを狙おうとしたその時、ラスケルは何かシャリンの声がしたような気がして背後を見る。
その時、背後からラスカルを狙う鉄仮面兵を見てラスケルがいざという時に使うショットガンを撃つ。
間一髪、ラスカルが鉄仮面兵を倒す。
ラクーアは、ラスケルをそのまま前進する。
次の障害は、ジャネットとジャンの二人だ。
ラクーアは指示する。
「3名を正面に、あとの一人を背後に。」
ジャネットとジャンが3名に注意している間に背後から鉄仮面兵に襲わせる配置だ。
そしてジャネットとジャンが気づいた時には遅かった。ジャネットはジャンをとっさに自らの身体で覆い隠す。
「ジャン!」
ジャネットの犠牲により、ジャンは助かり、ジャンは鉄仮面兵の足元を撃ち、仰け反るところを倒す。
ジャネットが息を絶えだえにジャンに言う。
「最後に母親らしい事が出来たわね、、」
ジャンがジャネットを抱き締めて号泣する。
ジャンが号泣して射撃が中断している間に3名がジャンに接近し始める。そこを狙撃するシェーン。
シェーンが鉄仮面兵たちを狙撃したのを見て、ラクーアが四名の鉄仮面兵に指示する。
「アイツを釘付けにしろ!」
そして他の二名に言う。
「アイツの背後に回って殺せ!」
シェーンがラクーアたちを狙い撃とうとするが、四名の鉄仮面兵に妨害されてしまう。
シェーンの長距離ライフルとモーガンの長距離ライフルだけは鉄仮面兵の装甲を場合によっては一撃で撃ち抜くが、全く狙えない。
シェーンの背後に回ろうとする鉄仮面兵たちは背後からシェーンを狙う位置まで回り込む。
鉄仮面兵たちがシェーンを狙らおうとした瞬間、シェーンは鉄仮面兵二名を散弾銃で視界を遮る。
「お前らの考える事は予想済み。」
シェーンが鉄仮面兵たちを撃ち倒す。
シェーンは背後からは見えない場所に彼らの姿を見える鏡を置き確認していたのだ。
ラスケルがジャンの応援に入る。ラスケルはあれから3名を倒し、泣いているジャンに近ずくと叫ぶ。
「ハーフソロ!泣くな!」
泣きながらハーフソロと言われ、ジャンが銃を取る。ラスケルはエースからジャンが自分の事をハーフソロと言っていた事を聞いていた。
ラスケルとジャンがシェーンと共にラクーアたちへ攻撃を行う。
激しい銃撃戦が展開する中、シェーンたちがラクーアたちを次々と倒す。
エースを守るモーガンに対してラクーアが呼びかける。
「その内面少女をこちらに渡せ!」
モーガンがすぐに長距離ライフルで答える。
「これが答えだ!」
ラクーアが鉄仮面兵に指示する。
「二人共、殺せ!」
ラクーアたちに集中して銃撃され、モーガンが傷つき、目に血が入る。エースがモーガンを心配する。
「大丈夫?お父さん。」
モーガンは無理して笑う。そして言う。
「米国と言う国は、昔からみんなこうだった。」
言いながらモーガンは長距離ライフルを撃つ。
エースも撃ちながら言う。
「お父さん、かっこいいワン!」
モーガンは傷で顔をしかめながら返す。
「そうか、かっこいいか。」
モーガンは息子にかっこいい姿を見せていたが、あちこち怪我をして出血しており、限界が近い。もう意識が途切れそうだ。それでも踏ん張る。
「お前を奴らに渡さない!」
その時、空から武装ヘリの音がし始める。
ラクーアが叫ぶ。
「早くしろ!邪魔が入る前に!」
武装ヘリからハートによる投降のメッセージが当たり一面に響く。
「銃を置け!地面に伏せろ!」
テキサス国の州兵をへリンガーたちが連れて来たのだ。
BLMのほとんどはそのまま、銃を置き地面に伏せた。
最早、戦っているのは、ラクーアとラクーアの鉄仮面兵だけだ。
その鉄仮面兵たちも次々とマイクに倒されて逝く。
ラクーアは叫ぶ。
「撤退だ!」
しかし、既に遅かった。
マイクが宣言する。
「お前はここで終わる!」
鉄仮面兵たちと共に武装ヘリからの銃撃でラクーアたちは倒される。
遠く離れた場所でその様子を確認していたカリフォルニア国の諜報員がその様子を連絡する。
この話は主として前半は、『LGBTの語られざるリアル』 著者 ジェイソン・モーガン 我那覇真子、
後半は、『ディープステートの崩壊と日本の危機』 著者 スティーブ を参考にした小説です。
後は地球温暖化については、『地球温暖化理論の嘘』 著者 藤和彦 木本協司 を参考にしています。
また、ヘリンガー協会の人々については、『愛の法則』 バート・ヘリンガー 著 チェトナ・小林 訳 を参考にしました。
尚、暫く休載しますので気長にお待ち下さい。どうかまたの再開をお待ち下さい。




